バイエル等の入門教材を終えると、ツェルニーのような練習曲、バロックの曲集、ブルクミュラー25練習曲と続くのが、私の子供時代のレッスンの進み方でした。
しかし、自分が教えるようになってみて、練習曲をたくさん弾いても音楽性は養われないということを実感します。特にツェルニーは譜読みが苦手な生徒には、パターン化されているので使いやすいですが、それに時間を割くなら、少し簡単な曲集でも良いので名作曲家の作品をたくさん弾いたほうが音楽性も養われるし、弾いていて充実感があると思います。
私は、バスティンのメソッド自体は使用していませんが、名曲集としてはバランスがわりと良いと思っています。バスティンのメソッドを使用していれば、不足感は無いのかもしれません。しかしアメリカっぽい絵やオリジナルの曲が好きになれませんし、シリーズでたくさんそろえなければならないこと、自分の指導のポリシーを組み込めないほどかっちりと組まれたシステムが好きになれません。この曲数では学習には不足です。このレベルの曲を2〜3倍は欲しい。曲集としては良いですが数が物足りないです。