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バガボンド(25)(モーニングKC)
 
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バガボンド(25)(モーニングKC) (コミック)

by 井上 雄彦 (著), 吉川 英治 (原著)
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o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

1年という時が、2人の生死を残酷に分かつ。伝七よ、その刀はもう俺には届かない。
伝七は、武蔵の中で斬られていた。何度も、何度も。残酷なまでの力の差は、自分だけが痛感していた。絶望を経て、伝七は“前”に進む決意を固めた。

Product Details

  • コミック: 202 pages
  • Publisher: 講談社 (2007/3/23)
  • ISBN-10: 4063725820
  • ISBN-13: 978-4063725827
  • Release Date: 2007/3/23
  • Product Dimensions: 7.2 x 5 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.7 out of 5 stars  See all reviews (19 customer reviews)
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18 of 24 people found the following review helpful:
4.0 out of 5 stars 強者の宿命としての孤独, 2007/3/23
前巻で棒切れで小次郎と戯れ合い、それによって自らの内面を掘り下げ、かつての自分には「理」があった、と“発見する”にまで至った武蔵。
だが、今回の伝七郎との再試合では「お前とはもう分かり合えない」と、闘いによって得るものが無いとまで吐き捨てるかのような武蔵がいる。非情だ。

かといって、いつまでもおつうへの想いを忘れず、幼なじみの又八の現在のていたらくを“見抜き”それに目を潤ませる純な武蔵もいる。これは沢庵も指摘する武蔵の優しい一面。

幾多の修羅場を経て、闘いに於ける非情さと普段の優しさを内面に同居させ、武蔵は人間的な深みが増したようだ。

ただ昔から変わらないのは、「殺し合いの螺旋」に邁進する余りストイックさを捨て切れず、孤独に葛藤しそこから逃れられない哀しい武蔵の姿だ。
果たして剣士武蔵はどういう「悟りの岸」へ漂着するのだろう?そこがこれから気になるところだ。
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4 of 5 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 二つの再会, 2007/12/3
By 倒錯委員長 (横浜市と夢半ば) - See all my reviews
(TOP 500 REVIEWER)   
バガボンド25巻。この巻では武蔵にとっての二つの再会が描かれている。

1つは伝七郎との再会。
伝七郎が思い知るのはわずか一年、されど一年という時間の残酷さだ。武蔵と伝七郎、2人にとってこの一年は同じ一年でも、
侍として全く重みの違うものだったのである。
達人と達人が合間見えると、戦う前に両者の間で勝負は決まるというのをよく聞く。
剣を交えずとも、お互いがお互いの力量を測れる眼力を持っているからだ。伝七郎も心の奥底では気づいている。自分は戦わずし
て負けているということを。
ここで彼に突きつけられているのは倫理的課題である。つまり自分の敗北を「認めること」。自分の死を確信しながらも相手と戦
うということである。
彼は一度はそれを否認して虚勢を張るが、それでは武蔵に届かない。けれども彼はその後に、あることを契機に自分の敗北を認め、
武蔵に敬意を表して挑みかかる。武蔵もその贈られた敬意に応える形ではじめて、真の意味で伝七郎と戦うことを決意するのだった。

もう1つの再会の相手、それは又八。
又八に我々が感じるのは過度な「人間くささ」だ。彼はまさに我々の映し鏡なのである。名を上げたいのだけれど、特
別な才能なんてないし、ここぞというところで及び腰になるそのどうしょうもなさ。そして何よりも私が又八に共感するのは、あ
からさまな彼の「嫉妬心」。
私たちは自分にないものを欲しがる卑しい生き物だ。そしてそれが手に入るのものあればいいものの、それが手に入らないもの
―例えば才能―であれば、その感情は薄汚い嫉妬心へと変貌する。

この一年、武蔵の活躍を影ながら見てきた又八の心の中では、嫉妬心の力を借りて、もうすでに実在の武蔵ではない武蔵の「幻想」
が増殖していた。その彼の中の幻想の武蔵は、絶対的なもの、もうすでに何もかもを成し遂げた神に近い存在なのだ。「とうとうや
り遂げたな」と言った彼は、武蔵にどのような答えを求めていたのか。それはおそらく「ああ、やり遂げた」という肯定の言葉だろう。
つまり又八は武蔵に、自分が負けたということを明確に知らしめて欲しかったのである。
それだけに再会した実在の武蔵の未だ衰えぬハングリー精神が、彼は許せなかったのである。

このように武蔵と又八は、又八が自分の中に描いた巨大な武蔵の幻想によってその再会を阻まれている。彼らは真の意味では再会できな
かったのである。このマンガは二人の再会を通して、再会の不可能性を描いている。
幻想についていえば、武蔵は武蔵で、その他者の幻想を抱いている。その相手はお通。彼は又八の暴言のなかでも、お通を汚す言葉だけ
は許せなかった。彼の言葉はお通本人ではなく武蔵の中のお通を汚したのである。
会えないだけに募る他者の幻想(妄想?)、それを武蔵と又八は体現している。

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6 of 8 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 殺し合いの螺旋、ここに極めり。, 2007/5/1
尊敬と憎しみで深い繋がってしまった武蔵と吉岡。その象徴である
伝七郎は吉岡、弟子、兄の死、父、家族、死、世間、いろんなコトに
囚われてしまいました。命を賭ける状況で囚われるなという方が
不可能ですが・・・
「イヤだったら、逃げてもいいのよ」伝七郎にこそ聞かせたかった。

何かの頂点を目指すものにとって、全ての出来事に学ぶ要素がある。
「分かり合えない」そう感じて斬った武蔵は、昔の胤舜と同じ境地
なのでしょうか。
分かり合える人の少なさ、寂しさから、よりおつうを求めます。

学びという点では、伝七郎よりも又八の方が大きく武蔵に影響を
及ぼしたようです。又八も小次郎と出会って苦しみから開放されたのかと
思いきや、小次郎から離れてしまえば元の木阿弥。虚栄の螺旋をまだ
走り続けています。まぁ簡単に抜けれるようなら誰も苦しまないか・・・

他人は自分を現す。胤栄と同じ言葉で又八を叱る。武蔵の成長を
見た思いです。
はてさて次は、マサに死闘と呼ぶに相応しい合戦になりそうです。
柳生の時と違って胆が据わっていないヤツもいそうですが、
多勢に無勢、果たしてこのあとの展開やいかに!
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Published on 2007/3/26 by bluemtcampuni

3.0 out of 5 stars つまらなくはないんだけど
やっぱ、バスケットボールをテーマにした作品群の方が面白いよな、というのがここまで読んだ感想です。... 続きを読む
Published on 2007/3/26 by HSS

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