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バガボンド(32) (モーニングKC)
 
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バガボンド(32) (モーニングKC) [コミック]

井上 雄彦 , 吉川 英治
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

「強い」とはどういうことか……。
六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!

武蔵は知っていた。眼前の“武”の塊が、かつて自分が憧れた理想の剣士であると。 武蔵はまだ知らない。宿命の縁で結ばれたあの天才がかつて一刀斎によって見出されたことを。

著者について

井上 雄彦
1967年生まれ、鹿児島県出身。北条司氏のアシスタントを経て、1988年『楓パープル』でデビュー。 90年から連載を開始した『SLAM DUNK』は累計1億部を超える大ヒットとなった。98年より「モーニング」にて宮本武蔵を描いた『バガボンド』を大人気連載中!! 車椅子バスケを描いた『リアル』は「ヤングジャンプ」にて不定期連載中。
吉川 英治
明治25年8月11日、神奈川県生まれ。少年文学の傑作となった『神州天馬侠』をはじめ、生涯に『親鸞』『宮本武蔵』『三国志』『新・平家物語』『私本太平記』『新・水滸伝』等多くの作品を発表し続けた。昭和37年9月7日死去。

登録情報

  • コミック: 214ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/1/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4063728668
  • ISBN-13: 978-4063728668
  • 発売日: 2010/1/15
  • 商品の寸法: 18 x 12.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (29件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 理解できない, 2011/12/12
レビュー対象商品: バガボンド(32) (モーニングKC) (コミック)
今の武蔵の心情が全く理解出来ない。 しかしよく考えればそれは当たり前のこと。 ただ自分には作者と武蔵が重なって見えた、作者が意図的にか偶然かは分からないが作者の漫画に対するものと武蔵の剣に対するものとが同じように見えた。 ただそれは見えるだけで理解出来ない。 それは何かに人生をかけたことがないからだろう。 一刀斎が「無刀ねぇ、何が楽しいのやら」と批判ができたのは彼が一刀斎であるから、この漫画の読者の何人がこの漫画の、作者の批判が出来るのだろうか? したとして果たして批判になるのだろうか? 武蔵が石舟斎に「天下無双などと勝手に名付けたりして形にはめたりしてごめん、もっとはるかに大きなものにあなたはなろうとしていたのに」と語りかけていたシーンを見て、前巻の石舟斎の「極まっておる」という言葉が一刀斎に対する皮肉にも感じられた。 言葉の意味とは文字の並びではなく発言者自身であると改めて感じた。 ただこの漫画の変わらなくよいところはいつも続きが気になるところと武蔵に対する憧れが消えないことだ。どの巻を読んでも武蔵に憧れ続ける又八になれる。 いつか武蔵になる道を歩めたなら、その途中でバガボンドの32巻を理解出来るのかと思うと人生にやる気が湧いてくる。 自分だけかも知れないがここまで考えた漫画は初めてだ。
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27 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 なんかもったいないな, 2010/2/6
レビュー対象商品: バガボンド(32) (モーニングKC) (コミック)
精神論や理屈は嫌いじゃないんですが、武蔵が悟りの境地に向かっているというより、言葉遊びをしているような感じに見えてしまいます。共感できるほど武蔵の考えが伝わってこない。
一刀斎の「無刀ねぇ・・・?何が楽しいのやら?」というセリフに同感です
今後の展開に期待してるからこそ少し厳しめの評価です
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18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 はっとしました。, 2010/2/7
レビュー対象商品: バガボンド(32) (モーニングKC) (コミック)
深いなぁ〜と思いながら読んできましたが、32巻を読んで、
井上さんは悟りを開いたのかと思いました。

私が最近感じていることに通じる内容であったため、自己流の解釈ですが、
バガポンドの内容に沿って武蔵が何を言っているのか補足してみようと思います。

なぜこのかたち?
少年時代の武蔵が自分の身体に対してこう感じます。
そして、自分はこの身体と刀をもらって生まれてきたのだと知る。

そう。このからだで経験するために。。。
何を?
この世に生まれてくる前の自分を。

であるなら、この身体を通して経験するあらゆること、そして経験するために必要な全てのもの
は、自分が経験するために存在しているのか?
ものがあるから経験しているのではなく、経験するためにあらゆるものが用意されているのか?
親・兄弟・友はもちろん、自分に害をなす敵でさえも。
敵がいなければ敵と対する自分を知ることができない。経験できない。
だから、敵もまた自分のために存在しているということか。

それならば、誰かを恨む必要はないということか。
すべては自分のために存在しているということなのだから。。。

であるなら、今まで捕らわれてきた、我(殺し合いの螺旋、天下無双)は言葉でしかない
幻想であり、そもそもそんなものは存在していないことになる。
存在していると思っている自分の心の中以外には。

自分の中。それは過去に縛られた思考が渦巻いているところ。
これがそうだと思い言葉にしたり考えたりするところ。

でも、言葉は今(現在)ではなく、常に遅れている(過去である)。
言葉の前にはもっと純粋で複雑な思い・感情があり、それを言葉にすることで
簡単に表すことができる反面、とても小さなものに、または間違ったものに定義してしまう。
そして言葉で定義されたものは、既に今ではない。過去である。
なぜなら、言葉は思いの後にあるのだから。
つまり、言葉や定義にこだわるということは、過去にこだわっているということであり、
今ここ(自分)にいないということ。

言葉にしなくていい。
そうあればいい。存在すればいい。
私たちは本来そういう存在なんだ。
言葉の定義や根拠・理由は、全て後付けなんだ。
俺は俺のままでいいんだ。言葉で定義することは不要なんだ。

誰かに許しを請う必要もなければ、誰かを許す必要もない。

だから、過去の知識や経験によって今この瞬間の経験を定義して台無しにするのではなく
石がこの瞬間全力で石であるように、私たちもこの瞬間全力で私(今)であればいい。
私たちは過去と結びつけなければ、今しかない時に存在することができる。

そういうことなんだ。

自分は天に繋がっている限り、完全に自由なんだ。(沢庵和尚)
そして、本当は天と繋がっていない時など存在していない。
だって天は自分なのだから。
すべては自分の中にあり、それを経験する旅(人生)なのだから。
どのように見えてもこの旅は祝福であって、喜び・楽しいものなのだ。
それを理解したら分かるだろう?
だから「もっと笑え」。


長文失礼しました。
よけい混乱させたらごめんなさい。

現代社会にある「憎しみの螺旋」。
それを笑い飛ばしている武蔵(井上先生)を感じました。
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