2,3,4章は著者による名指しの罵倒がほとんどで読書術には関係がほとんどない。他の章は役に立つ。事実を先に学べっていうのは多分多くの人が同意するのではないでしょうか。意見、主義主張がどかんと胡坐をかいている中、事実でもってそれらをぶったぎることは学問の世界に限らず現実でも有効だと思われます。ただバカが読書をした後どうなるのかが書かれていない。例えばこの新書には事実を知ってればバカじゃないやつにバカが論争で勝つこともできると書いているが、やはりバカはバカのままじゃないだろうかと思わせる諦観が漂っており、事実バカのその後については書かれていない。Mなバカ人間にとっては読んで損のない新書だと思われます。