絶体絶命の窮地を乗り切った8巻からの続きです。明久不在で再開されたCクラス戦、雄二率いるFクラスは苦戦を強いられることに。
戦術の要はいつも以上に気合の入った姫路、そして遅れて来た明久が戦況を大きく変える… そんな内容の9巻です。
明久と雄二の視点で交互に展開します。今までに比べて戦術がうまく用いられており、知略戦メインの内容になっています。
姫路用の作戦は見事でした。Fクラスだけでなく姫路本人への影響も強く、明久を奮い立たせるのに一役買っています。それに気付いているのが明久だけという点も見事です。
リンネと高城という新キャラが登場、高城は名前だけの登場ですが、今後ラスボスになりそうな雰囲気です。
今回はAクラスのメンバー(翔子 愛子 優子 久保)が協力者として明久と一緒に行動します。特に優子と久保の出番は珍しく、新鮮で面白いです。
雄二が知略で押されそうになっていたりと、ほどよい危機感を持たせてくれます。いつもに比べてギャグは少なめですが、その分戦局の動かし方がうまくできていて引き込まれました。
前回の勢いで押し切った展開とは逆に、バカなノリを使わずにここまで魅せてくれたことに驚きました。作戦の説明もあって解りやすかったです。