I巻に取り上げられた『ニーベルングの指輪』以外の、6作品が載っている。すなわち『さまよえるオランダ人』、『タンホイザー』、『ローエングリン』、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』、『トリスタンとイゾルデ』、『パルジファル』である。
音楽之友社の「music gallery」の一冊で、写真を中心に構成されている。それぞれの楽劇の印象的な場面が数多く収められており、非常に美しい。
バイロイト音楽祭では演出家の権限が大きく、作品解釈と舞台効果が成功の鍵を握ることになる。次々と新しい演出が求められる音楽祭であり、舞台の作り方にも毎年のように新機軸が生み出される。それが見事な写真に仕上がっている。なかにもやりすぎとしか思えないものもあるが、とにかく衝撃的であり、素晴らしい。