いしいひさいちフリークの私にとって
いしいひさいちの出版物は出ると買ってしまう。
この本はすでに持っている
『大阪100円生活−バイトくん通信』の改題だが、
「加筆、修正したもの」とあったので、
フリークとしては買わずにおれなかった。
ほぼ中身は同じであるが再読しても笑えるのが
いしいひさいちの魅力である。
バイトくんは小学生の頃に呼んで以来ファンで
まさかいしいひさいちと同じ大学に進学するとは
その頃は思っていない。
大学に入りバイトくんが住み、
作者のいしいひさいちが住んでいた仲野荘を見に行った。
本当にボロボロだったのを見て感動した。
それよりも大学1回生の後期の試験を受けようとしていた時、
パジャマの上に丹前を羽織り、
寝癖のついた髪で試験に遅刻をして入ってきた学生が
あわてて席に座り、テストに挑んでいたのを見たとき、
俺は感動していた。
「うわ!バイトくんの世界の人が本当にいる!」
その後、学生相談所で得た単発バイト先で
名前を呼ばれず
「おい、そこのバイトくん、こっち手伝って」
と自分が呼ばれた時も感動した。
いまは関大もおしゃれな校舎になっているらしいが、
いしいひさいちのバイトくんに登場する
バイトくんこと菊池久彦や久保元政や鈴木喜三郎などは
まだ存在するのだろうか?