6年目のナースです。 この本にとても感銘を受けたので、ナースの視点から書き込みをしたいと思います。
いままで多くの病院で様々な分野の臨床経験をしてきたからこそ思います。
フィジカルやバイタルサインを重視するか否かではアセスメントのスピードや正確さにずいぶん大きな差があるように感じていたこと。
また「病歴、フィジカル、そしてバイタルサインは何よりも重要で大切だ!」ということ。
この本は、私が現場で悩んでいた多くの臨床的疑問に応えてくれただけではなく、
初心に戻る大切さ、6年間の姿勢に対するフィードバック、そして観察力の向上の助けになりました。
また、一緒に働くドクターのフィジカル・アセスメントの意味もこの本を通して理解が容易になりました。
ナースが力を付けていくことは、ドクターをサポートすることにも繋がります。
患者さんや患者さんの家族のためにもっと日本の医療を良くしたいと考えているナース、
自分だけではなく病院全体のモチベーションを上げたいと少しでも感じているナース、ぜひお勧めです。
また、これから現場で活躍される看護学生、医学生の方、実践的で即戦力となる本当の基礎を学ぶことができます。
そして、この本は救急現場の最前線にいる救急隊の方にも強くお勧めしたいと感じます。
正しいバイタルサイン測定によるアセスメント、トリアージの良い見直しの機会になると思います。
救急ホットラインで、なぜそこまでしつこくバイタルサインを聞いてくるのか、なぜ呼吸回数まで聞いてくるのか、
私たち搬送先の考えをご理解頂く助けになるかもしれません。
この本を通して、著者の徳田先生の診療・教育プロとしての姿、現場での様子が透けて見えました。
また、日野原重明先生との対談では、力強い、医への情熱も感じ取ることができました。
この本と徳田先生に大変感謝しています。