評価は決して甘くはないとおもう。エッセイ風であるので、非常に楽に生物学が読み解けていくことだろう。またウィルソンの考え方や、性格までもがありありとみえてくるものであり、ウィルソンが現代生物学者の3本の指にかぞえられていることからも理学者には必須の本であると思う。その学問の姿勢は生物学と銘打った人間学をさぐることにあり、考察は幅広く、エッセイはまるで自分自身がブラジルのジャングルに入って生物を研究しているかのような、気持ちにさせてくれるほど豊かでドラマチックな仕上がりとなっている。 人間とは何か?を知りたいなら、この本をよめばそのきっかけをあたえてくれることは間違いなく、もし自分を成長させたい!と思って本をさがしているなら、ぜひ!この本をよんだらいいとおもう。もちろんウィルソンは学界の権威である。