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バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 (ブルーバックス)
 
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バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 (ブルーバックス) [新書]

アビゲイル アリング , マーク ネルソン , Abigail Alling , Mark Nelson , 平田 明隆
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

これは20世紀の「ノアの方舟航海記」である。
バイオスフィア(生命圏)とは、バクテリアから人間にいたるまで、あらゆる生命体が太陽光と大気と水を利用して、死と再生を繰り返している閉鎖生態系である。地球というバイオスフィア1に住む人類のこれからの生き方を探るために、ガラスの建物の中に密閉されたバイオスフィア2が、アリゾナの砂漠に作られた。その中で男女8人の科学者が、水や食料はもとより、空気すらもリサイクルしながら、外部からいっさいの補給なしで暮らした。クルー自らが書いた、2年間におよぶその実験生活の臨場感あふれるレポート。

内容(「BOOK」データベースより)

バイオスフィア(生命圏)とは、バクテリアから人間にいたるまで、あらゆる生命体が太陽光と大気と水を利用して、死と再生を繰り返している閉鎖生態系である。地球というバイオスフィア1に住む人類のこれからの生き方を探るために、ガラスの建物の中に密閉されたバイオスフィア2が、アリゾナの砂漠に作られた。その中で男女八人の科学者が、水や食料はもとより、空気すらもリサイクルしながら、外部からいつさいの補給なしで暮らした。クルー自らが書いた、二年間におよぶその実験生活の臨場感あふれるレポート。

登録情報

  • 新書: 301ページ
  • 出版社: 講談社 (1996/11)
  • ISBN-10: 4062571471
  • ISBN-13: 978-4062571470
  • 発売日: 1996/11
  • 商品の寸法: 17.4 x 11.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 閉鎖系生体研究施設における稀有な研究の記録, 2010/1/21
By 
Makoto Ichikawa - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 (ブルーバックス) (新書)
 "LIFE UNDER GLASS - The Inside Story of Biosphere 2 -" by Abigail Alling & Mark Nelson with Sally Silverstone (1996)の翻訳が本書で、アリゾナ砂漠の中に建設されたガラスの壁で密閉された約1.2haの閉鎖系生体研究施設「バイオフィス2」での1991年9月から1993年9月までの男女各4名の8名による実験の体験記となっています。訳者あとがきで記されるようにこの施設は、地球環境をめぐるさまざまな問題に対してこの実験を通して解決に資することと、月や火星で宇宙コロニーをつくる時にその環境をどのように維持するか探ることを目的としました。(「バイオフィス1」は地球そのものの生命圏)
 本書はこの施設での生活の記録を施設の紹介を含めながら解説するもので、他に例のない実験であり、興味深い内容です。今世紀には月、火星の基地が建設されると思われますが、有人宇宙活動に関心ある人にもお勧めしたい本です。
 訳者あとがきで、原書で触れていない施設に関する事項、また、原書で記録された以降の施設の状況について触れられていますが、これも参考となる内容です。なお、Biosphere 2は現在、本書の当時のような研究は行われていませんが、多目的な研究や地球環境に関する教育施設として運営が行われています。 "Biosphere 2" でWeb検索をお勧めします。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 要所要所に活用される, 2008/5/31
レビュー対象商品: バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 (ブルーバックス) (新書)
神戸市の中央図書館で何気なく手に取った「バイオスフィア2」そのまま借りて一気に読んだんだけど、全国模試の英語の長文に出るわ、理系の教授の話に出るわ、で僕の短い人生の中でも意外に多く活用されている一冊です。



なにせ、やることのスケールがでかい。地球をそのまま創ってしまおうというものなのだから。これは、将来必ず訪れるであろう宇宙への旅に備えているんだろうか?

具体的に言うと、科学者8名が閉鎖空間で生活をするというもの。概要は《砂漠の中にそびえ立つガラス張りの巨大な空間に、熱帯雨林、海、湿地帯、サバンナなどの環境を世界各地から持ち込んだ動植物で再現している。日光によって空気が膨張し気圧が変化するのを防ぐために、巨大な気圧調整室が設けられた。また温度の上昇は防ぐべくもなく、冷却と照明に関しては外界からの電源供給に頼っている。実験はこの中で農耕、牧畜を行い食料と水分、そして酸素を自給自足することを最大目的としている。目的達成のために様々な科学的分析なども自らの手で行わなければならないが、廃棄物はすべて狭い生態系を循環するため、通常考えられないほど高濃度で自らの口に食料を介して入る可能性がある。従って試薬なども安全性に十分な配慮を要する。》と言うものである。

日本においても、同様の実験を規模は小さいが財団法人環境科学技術研究所 (http://www.ies.or.jp/) と言うところで行っているらしい。また本が出るのが楽しみだ。

この話で最も興味深かったのは、木が枯れてしまうところだった。実は、バイオスフィアの熱帯雨林の中には巨大な木があったのだが、それが何故かかれてしまった。その原因は、風にあったらしい。木々がたくましくまっすぐ天に育つために必要な、木が自らを支えようと幹を強くすることを怠ったのが原因だそうだ。

地球は私たちにとっては巨大な星だ。だからこそ、人間の行為に寛容であり続けられる。しかし、これから先人間の手で地球を模倣する限りはスペースは限られてくる、そのような小さな地球を創ったとしても私たちが本当に生活できるのであろうか?

まあ「生態系は様々な複雑な要素が微妙なバランスを保って維持されている。」事に間違いはないようだ。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 人間生活の根本を考えさせられる本, 2004/9/8
レビュー対象商品: バイオスフィア実験生活―史上最大の人工閉鎖生態系での2年間 (ブルーバックス) (新書)
 科学技術の力はすごいもので、地球環境から全く閉ざされた、人工生態系をつくりあげることができる。しかし、その中で自ら作物を生産し収穫し、生きていくには、自ら働かなければならない。
 日常の大半を農作業や家畜のせわにあてる彼らの生活をみて、人間の根本をあらためて思い知らされた。

 また、施設内の空調が生活に影響してくる様子は、この地球でも一緒だが、なにゆえ地球は巨大な為あまり意識しないでも生きていける。バイオスフィアは結局夢の建物であって、私達が生活していけるのは、この地球しかないのだから、地球の資源を大切に生きていかなければならないと、強く意識させられた。

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