旧約聖書に影響を与えた(?)かもしれないウガリト神話
概要は次のとおりである。
第一章
第一項 バアルとヤム
第二項 コシャル・ハシスの支援
第三項 ヤムの敗北に関するその他の資料
第四項 ヤムと怪物を退治したのは誰か
第二章 バアルの神殿
第一項 神殿建立の経緯
第二項 バアルの行進
第三項 バアルの王権
第四項 バアルと雨
第五項 アナトの戦闘とバアルの誘い
第三章 バアルとモート
第一項 モートの勢力が強い時
第二項 バアルの勢力が強い時
第三項 モートとバアルの絶え間ない抗争
第四項 モートと人間の死
第五項 シャパシュへの讃歌
バアル 神話の主人公、アルファベットへの音写表記は b'l
ヤム 神格化(擬人化?)された海、アルファベットへの音写表記は ym
コシャル・ハシス 技術工芸の男神、アルファベットへの音写表記は ktr whss
アナト 主人公バアルの姉妹、若い娘を意味する処女、アルファベットへの音写表記は 'nt
モート 「死」を神格化(擬人化?)し大地の実りを枯らしたり、人間の命を奪う一柱の神、アルファベットへの音写表記は mt
シャパシュ 神格化(擬人化?)された太陽(女神)で主人公バアルの助言者、アルファベットへの音写表記は sps
楔形表音文字によるバアルをたたえる神話は、粘土板として残っている。(紀元前1500年前後)
ウガリト語はセム語族に属し、フェニキア語やヘブライ語が近い。
紀元前2000年頃のウガリトの伝説、神話、詩歌、商業、行政などの記録も残っているらしい。