1946年、ジュディは3本の映画に出演し、名実ともに最高の年でした。
その中でも『ハーヴィイ・ガールズ』はMGMウェスタン・ミュージカル映画の傑作で現在でも人気の高い作品です。男優がイマイチですが、その分多くのMGMが誇るミュージカル・ダンサー総出演ということで、西部の片田舎にこんな美女が大勢働いていたら、すぐに町の人口が増えるだろうと心配するぐらいです。
1945年にヴィンセント・ミネリーと再婚後の作品とあって、また前作『若草の頃』から2年ぶりということで、心身ともに充実してのジュディの絶頂期でしたが、この後はご存知のように公私ともにどんどんと落ち込んでいくことになる。(人気が落ちたのではない)
名音楽家Harry Warren/Johnny Mercerらによるアカデミー受賞曲をはじめ全8曲は聴きごたえ十分です。
『オズの魔法使い』でカカシ役として人気の名役者レイ・ボルジャーは、この作品でも滑稽なステップを披露するなどすばらしい演技でした。
私は、ワーナーホーム・ビデオで鑑賞しましたが、画質もすばらしく、SPECIAL FEATURESの内容も良かったです。それにしても、日本で人気がないのか知らないが、ジュディの日本版DVDの種類があまりにも少なすぎるのには困ったものです。特に、1942年リリース、ジーン・ケリー共演『For Me and My Gal』の日本版がないのがとても残念です。この映画はすばらしいので、ファンであれば必ず観てほしいですね。