自分自身の持つ書籍の中に交渉に関するものが無いことに気づき何か良いものは
ないだろうかと思っていた時に出会った本。
ライフネット生命の副社長である岩瀬大輔さんが訳をしていることもあり信頼感があった。
またこの本自体が様々な著者によって訳され多くの日本語版が存在している事実に
この本の重要性が分かったし、読んでみようと思う気持にさせられた。
本書の感想。交渉そのものは私達の生活に身近であるにも関わらず、有効な学ぶ機会がないことは
考えてみると不思議なことだ。本書内では外交などの場面だけでなく家賃交渉など
幅広い交渉を取り上げそれぞれの心理についてや一般的に多く使われる交渉について
解説をしつつ、では私達はどのような交渉を行うべきなのか。より良い交渉とは何かを
示している。それは原則立脚型交渉である。
大事な点を書きだしてみると
人と問題を切り離す
条件や立場ではなく利益に注目する
双方の利益に配慮した複数の選択肢を考える
客観的基準に基づく解決にこだわる
他にも色々あるけれども大事な点は上にあげたものだ。
本書後半にはずるい手法を取る相手とどのように向きあうのかという実践的な
交渉について述べている。
(多くは相手にその手法を取っていますねと確認する方法)
最後にはやはりスポーツも本を読んだだけでは上手くならない事を紹介し
実際に交渉を行う中でしか上達しないことも知る必要がある。
もちろん本書が読み込むことで効率的に苦労し上達が早まるのは間違いないだろう。