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つまり、それらの個別制度を扱う"人材管理(Personnel Mgt.)"は
マネジメントの1ツールとして使われる傾向があった。
それを、HRMこそ組織行動というソフトな部分とセットで
人と組織の領域を体系化し、経営に生かしていく重要性を
説いた最初の書。特に、経営戦略に基づいた決定のもと人、モノ、
金の中で唯一感情を持ち、残りのモノと金も扱う主役である
人とその集合である組織のマネジメントこそ、従来の人事部
といった管理部門ではなく、すべてのラインマネージャーこそが
日々の仕事とともにHRのマネジメントを理解し、実践する必要が
あると説いている。
その後,人は"資源"ではなくて"資本"だ(苦笑)などと
いう学者達が現れ、HRMからHuman Capital Mgt.へ転換・・・などと
いわれることもあったが、経営と密接につながりを
持った人・組織の重要性を説いたのは出版から30年以上
経っても未だ色あせない本書である。
そこらじゅうに溢れる流行本やノウハウ集を読むのであれば、
本書を3回くらい読んで、それぞれの言葉が意味する具体的な
示唆を自分の頭で現場に落とし込んでいくのに時間を活用
したほうが何倍も良い。
ちなみに、原題は"Managing Human Assets"。
原書も易しい英語なので、是非トライして欲しい。
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