これは大変な労作です。
アート・ブレイキーのバンドリーダーとしての生き様を、
JMのサイドメンへの取材を通じて顕かにして行くという内容ですが、
JAZZという、音楽の中でも変遷著しかったカテゴリの中で
何故JMが常に一線級のバンド足り得たか、その一端を窺い知る事が
出来ると思います。
かのフレディ・ハバードはトランペッターとしてのデビュー当時、
非常にヤンチャ小僧だった事で知られていますが、
「アートの言う事にだけは素直に従った。(フレディ・ハバード)」
というニュアンスの彼の言葉(細部は失念しましたが)を以前何かで目にした時、アート・ブレイキーの
人と成りを是非具に知りたい、と感じた記憶が有ります。
本作は正に、アートのバンドリーダーとしての器のデカさ、真に卓越したドラマーとしての才と努力、
常に前進のみを心掛けた生き方など、本当に細部に至るまで読み取る事が出来ます。
JAZZに興味を持つ方、必見の書ですよ!是非読んでみてくださいね!