読みながらクスクス笑ってしまいました。この作家さんの作品は以前から好きでした。文体に絶妙なテンポがあり、読み手を退屈させません。それに多分これも文体のせいなのでしょうが、Hシーンがいやらしくないのが良い。エロとかグロを感じないので、不快感がない。BLの作家さんではそんなに多くはないです。ただ珍しく『ハードボイルド・ラブ・バイオレンス』ではHシーンが長々と描かれていましたが…。ちょっとダレたかも。いつものようにサラッと流して欲しかった。光政の壊れかかった性格、素晴らしい!魅力的でした。太陽クンの流され易いところ、ウブなところ、可愛かったです。可愛い過ぎて成人男性とは思えず、思わず「この話はショタ?」と首を傾げてしまった。うーん、可愛いのは良いんだけどねぇ…。やはり何事もほどほどと言うことで。ただ、こういう表現がこの作家さんの作品にイヤなエロさを感じさせないっていうこともあるのかも…と感じる部分もあるんですよねぇ…。一種の自家撞着なんでしょうか?
何はともあれ面白かった。このサクサク描かれている文体、私は好きですので、これからも是非、作品の方もサクサクと生み出されることを楽しみに願っています。