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ハードボイルド・エッグ
 
 

ハードボイルド・エッグ [単行本]

荻原 浩
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

たっぷり笑える。1回泣ける。ワンダフルなミステリー。

内容(「MARC」データベースより)

中学の頃にフィリップ・マーロウのようなクールな探偵になることを心に決め、とうとう脱サラして事務所を開いた私。だが、来る依頼は動物の捜索ばかり。おまけにとんでもない婆さんを秘書に雇うはめになり…。〈ソフトカバー〉

登録情報

  • 単行本: 393ページ
  • 出版社: 双葉社 (1999/10)
  • ISBN-10: 4575233811
  • ISBN-13: 978-4575233810
  • 発売日: 1999/10
  • 商品の寸法: 18.8 x 12.2 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 928,629位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ハードボイルドエッグ, 2006/11/7
 おもしろかったです。主人公・俊平がフィリップマーロウにあこがれているせいか、文章が独特の文体でそれが逆に笑えます。 

 俊平が募集した秘書募集に広告を見て応募してきた綾とコンビを組んで殺人事件を解決するのですが、この二人がお互いの持ってないものを補い合いまさに絶妙です。この殺人事件の犯人にははっきりいって驚きます。当然ここでは書きませんが・・・

 最後の結末は泣けます。 涙あり、笑いありの荻原作品健在!って感じです。
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 傑作!, 2006/9/1
おそらくジャンル分けが困難であろうが、ミステリーになるのだろうか。

格好のつかない探偵という題材も面白いが、彼がことあるごとにマーロウを持ち出し、しかもそれがことごとく肩透かしをくうのが面白い。

話の展開も悪に対する正義という見せかけから、全てが主人公の逆へと転がっていく。

しかしそれに不快感、不条理感を伴わないのは、やはり作者の力だろう。

サブキャラクターもウィットにとんでおり、決して大活躍をするようなこともないが、存在感を確かに示してくれる。

そしてヒロイン(?)だ。

おそらくこの手の作品としては希有だろうが、彼女もまた大活躍をすることはない。驚くべき特技も持ち合わせてはいない。

しかし主人公を支える役目をしっかりとはたしていて、それが作品のラストにおいて、どこか切ないが悲しみだけで終わらない要素を醸し出している。

アウトローに徹しきれず、しかし救世主にもなれず、現実の冷たさを味合わせながら、しかし読後の清涼感を感じさせるこの作品はまさに傑作であろう。ハードボイルドではないけれど。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 二人の素っ頓狂なコンビネーションでありながらも、なんかほっとさせるものを感じる。, 2010/4/2
主人公は、ハードボイルドを気取っているが、ハードボイルドになりきれていない最上とダイナマイド・ボディ(?)の秘書である老婆の片桐綾である。二人とも理想と現実がわかっていないようで、頼れるようで頼れない感じである。二人の素っ頓狂なコンビネーションでありながらも、なんかほっとさせるものを感じる。

最初は、動物探しと秘書探しとフィリップ・マーローの薀蓄ばかりでなかなか話が展開しなく、退屈であるが、中盤になってから探偵と秘書は「柴原アニマルホーム」の柴原の妻翔子の父相沢清一殺人の犯人を捜すのである。そこから話の展開がスピーディになる。二人のコンビネーションのおかしさで読み進めることが出来たと思う。最後は、殺人事件の結末であり、秘書のことであり、しんみりし、感慨深くなるのである。
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