★本来、この映画の主役だった筈の個性派俳優の代表格にして、渋い性格俳優、ハーヴェイ・カイテルを現場で、いきなり、不当解雇にした、自分勝手で、わがままなフランシス・フォード・コッポラ監督は絶対に許せないです!。この後、ハーヴェイ・カイテルはキャリア的にもかなりの紆余曲折を経験し、相当苦しんだようです。本当に同情します(涙)。私が一番、腹立たしいのはこの一件です。監督の身勝手な都合上で有能な俳優が解雇され、仕事を失う屈辱感と苦悩は計り知れない(怒)。その罪はまさに万死に値します。その天罰?が下ったのだろうか、ベトナム戦争を邪険に描いた、お粗末な愚作、『地獄の黙示録』の撮影現場は映画同様に狂気の如く、相次ぐ不祥事と事故、ややこしいトラブルの連続で、様々な混乱と困難をきわめた。何故、こんな不合理で支離減裂な駄作が名作扱いされるのか、理解に苦しむ。ベトナム戦争を題材にした他の作品は、戦闘アクションや人間ドラマも含めて、山ほど製作されているが、マイケル・チミノ監督作品の【ディア・ハンター】やオリバー・ストーン監督作品である【プラトーン】の足元には到底及ばない。さて肝心の本編だが、メイキング・ドキュメンタリー映画としても低レベルの陳腐な愚作にすぎない。フランシス・フォード・コッポラ監督の技量の狭さと自己満足、キチガイじみた?暴走ぶりが招いた結果なので、自業自得であろう。だから、特別に感心したり考えさせられたりする興味深い部分や印象に残る描写も全く皆無に等しい。アクの強いワンマン男優、マーロン・ブランドの演技指導に四苦八苦しているフランシス・フォード・コッポラ監督の苛立った?映像とスタッフ&キャストたちが過酷な撮影を前に徐々に疲労困憊していく悪夢的な現状を物語る光景だけが唯一の見所。『地獄の黙示録』を知る上でも、一応、必見の実録ドキュメンタリー映画ではある…★。