登録情報
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| 1. スケッチ・オブ・プラハ |
| 2. 砂時計 |
| 3. 風に抱かれて |
| 4. 静香風 |
| 5. コン・パッショーネ |
| 6. エンシャント・ドリーム |
| 7. 風の情景 |
| 8. 月の踊り |
| 9. グッド・オールド・タイムス |
| 10. ソング・フォー・マイ・フレンド |
木住野佳子(p)、鳥越啓介(b)、安カ川大樹(b)、鈴木良雄(b)、トミー・キャンベル(ds)、市原康(ds)、篠崎正嗣(vln, 二胡)、片山瞠山(尺八)、篠崎ストリングス
1曲目はストリングスを入れて新境地を開いた前作「プラハ」の流れをそのまま取り入れたもの。美しく、どこか悲しいストリングス中心の前半部と、ファンキーなビートを交えたトリオ中心の後半部の対比がおもしろい「プチ組曲」。後半のインプロビゼーションがどんどん燃え上がっていくところがスリリング。5曲目はトリオによる題名どおり情熱的な演奏で、特にラテン・リズムを得て盛り上がるトミー・キャンベルの多彩なドラムがすばらしい。
7曲目は、ストリングスのみならず尺八も加えた、本作のおそらくハイライト。尺八の音というものをあまり聴いたことがないからかもしれないが、片山瞠山という人の吹く尺八の音には驚いた。完璧に音程がコントロールされ、澄み切った高音部は、フルート、いやパンフルートのようだ。幻想的なスローテンポの導入部から、ぐっとテンポアップしていく瞬間がカッコイイ。
アップテンポで「盛り上がる」曲の間の静かな曲も魅力的だ。彼女の作る「しっとり系」のオリジナルはメロディがとても単純で、それをまた、ストレートな編曲で何のてらいもなく演奏しているのだが、何度か聴いているとツボにはまるというか、彼女の真摯な感性に身を委ねてしまおう、という気になるから不思議だ。このCDを気に入った人は、ぜひ前作「プラハ」も聴いて欲しい。
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