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ハンバーガーの歴史 世界中でなぜここまで愛されたのか? (P‐Vine BOOKs)
 
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ハンバーガーの歴史 世界中でなぜここまで愛されたのか? (P‐Vine BOOKs) [単行本]

アンドルー・F・スミス , 小巻靖子
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

マクドナルド日本上陸40周年!
いま、あらためてハンバーガーを知る旅へ。

「Lightning」「BRUTUS」「hayabusa.bz」ほか各メディアで話題。

1890年代、アメリカの街角に登場し、
世界の食文化を変えた、
手づかみでかぶりつく食べ物
=ハンバーガーのカルチャー史。

<本書の特色>
○豊富で楽しいカラー写真資料
○貴重なレシピを収録
○世界のハンバーガー事情がわかる決定版

食いしん坊にも、店長、オーナーさんにも薦めたい1冊
避けては通れないキング・オブ・ファーストフードの問題も、
栄養、経済、政治など、さまざまな視点からアプローチ。

解説~日本人はハンバーガーに何を求めたのか? 松原好秀(HAMBURGER STREE)

<主な内容>
★最古のバーガーチェーン「ホワイト・キャッスル」の店が白いのは?
★ハンバーガーはアメリカの次にパリで売り出された。
★インドでいちばん売れているハンバーガーとは?
★マクドナルドが買い付けるポテトの量は年間何トン?
★フィリピンのハンバーガーチェーンは?
★バーガーキングはオーストラリアでは何と呼ばれてる?

内容(「BOOK」データベースより)

1890年代、アメリカの街角に登場した、手づかみでかぶりつく食べ物=ハンバーガーのカルチャー史。避けては通れないハンバーガーを取りまく問題も、栄養、経済、政治など、さまざまな視点からアプローチ。

登録情報

  • 単行本: 172ページ
  • 出版社: ブルース・インターアクションズ (2011/2/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4860204174
  • ISBN-13: 978-4860204174
  • 発売日: 2011/2/18
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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 本書においてまず特筆すべき点はハンバーガーの起源に対して、可能な限り詳細に記述してある部分だろう。
 前半は主にハンバーガーが現在の形になるまでの経緯を時系列を追って書いてある。少なくとも日本国内においてここまで詳細に19世紀後半から20世紀前半に至るアメリカ庶民の食生活という側面からハンバーガーを語った書物は見たことがない。なぜなら大抵の書物はマクドナルドの成功を、経済学的、もしくは社会学的に論じた物ばかりで、欧米人の食のありかたを歴史的に語ったものは少ないからだ。もちろん、大抵の人が知りたいのはマクドナルドがいかにして成功したかだからで、この本の後半部分もそれらの記述に費やされているが、恐らく著者が語りたかったの前半部分だろう。それは本書後半部分に現れていて、後半はややマクドナルドとその周辺のハンバーガーチェーンを概略史的に語っているだけで、特筆すべき部分はない。これは書物としての体裁を整えるうえでハンバーガーを取り巻く現状を語っただけだろう。ただし、第二次大戦後のアメリカ人の生活が都市を離れ、郊外型の生活様式が確立されるとともに、主に都市部に展開していたハンバーガーチェーンが軒並み軌道変更を強いられ、その対応に苦慮するくだりは興味深い記述と言える。
 ただやはり読みどころは前半部分で、起源を巡る旅は大英帝国のサンドウィッチ伯爵に始まり、やがてドイツ移民とともにハンバーグステーキがアメリカへ渡り、やがてアメリカの工業化とともに、片田舎に住む労働者たちにランチを提供するワゴンにたどり着く。
 俗説としてあった、「ハンバーガーの起源はサンドイッチである」「ドイツのハンブルクステーキがハンバーガーの起源」はいずれも否定されている。前者においてはイギリスのサンドイッチとアメリカのサンドイッチは別々に進化の道を辿り、結果それはホットドッグへと発展し、後者においては高価なハンブルクステーキを庶民が手軽に食べられるようにという発想がハンブルクステーキとは別のハンバーグステーキを生み、やがてそれがハンバーガーを生み出した。また、海外でまことしやかに伝えられる「ハンバーガーの源流はタタール人の肉料理にある」というハンバーガーに関するいくつもの都市伝説はそのほとんどが否定されている。
 文脈上の傍証として記述された部分ではあるが、アメリカ人がなぜ、パンにソーセージを挟んだものを「Hot Dog」と呼ぶのか、その起源に関する言及もある。こうした情報はネットなどを見れば書いてある、と思う方も多いと思うが、トリビア的な情報ではなく、いつ、誰が、どこでそれを言い出したのか、までを言及することによって初めて情報として価値のあるものになっている。また、ネットを検索すれば多くの情報は得られるが、、それらを包括的に判断し、結論を得るようにはできていない。従ってネットを検索しても個々の情報は得られても、それがどうつながるのかまでにはたどり着けない。また、それらの情報はいずれも英語力がないと読めない海外のサイトである事がほとんどだ。
 また、19世紀当時の様々なハンバーグ、ハンバーガーのレシピが巻末に掲載されているのも著者のリサーチのたまもので、これも特筆に値するだろう。
 食文化を語る上で必ず俎上に上がる「起源」に関する事柄は非常に証明が困難な部分で、結局、個人研究になってしまう嫌いがあり、様々な傍証をもって確実性を増すしかないのだが、著者はこの難しい問題に果敢にも挑戦している。ハンバーガーが、いつ、どこで産まれたのか、その瞬間を探求する旅は食に魅せられた者なら誰しもたどり着きたい場所だろう。本書においてその試みは十分なされたのではないかと読後に感じた。
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 本書の原題は“Hamburger: A Global History”。
「ハンバーガーは屋台で売られるマイナーな食べ物として19世紀末にアメリカで誕生した。
それから数十年のうちに、……このサンドイッチは食品の新しい販売モデル、『ファスト
フード』産業の中心的な存在に成長した。ファストフードの登場でアメリカ人の食生活は
大きく変わった。ハンバーガーはアメリカから他の国へも広まり、20世紀後半には、
世界で最も目覚ましい成長を見せるビジネスの根幹となった」。
 ハンバーガーの起源を辿ることにはじまり、フード・チェーンとしてアメリカ全土への
展開はやがてマクドナルドなる怪物の到来を迎え、遂にこの超大国のライフスタイルの
象徴へと化したこの食品は、時にアメリカン・グローバリゼーションの雛型なるがゆえの
逆風に直面させられつつも、今なお全世界への膨張をやめない。
 そんな「ハンバーガーの歴史」をひもとく。巻末には古今のレシピつき。

 いくらでも面白くできそうな要素はある。例えばフランチャイズ・ビジネス・モデルの
解明にしても、第二次世界大戦以後の郊外型生活様式への移行とハンバーガーの親和性、
消費社会文化論にしても、世界展開に際してのローカル化にしても。
 しかし、本書ではそうした情報のことごとくが希薄にのっぺりと語られるに過ぎない。
 単にhamburgerとググるだけで本書が提供している程度の情報は調達可能、というか
よほど有益なソースとして機能してしまう始末。
 どうせ編集者のやっつけ仕事だろ、と思いきや一応筆者はアメリカの大学で講義を
持っているのだという、さすがに専任教員ではないらしいが。

 こんな本に金を落とすくらいなら、自粛なんてバカの戯言は一刻も早くやめて、近くの
ご飯屋さんでちゃんとした食事を摂った方が、あらゆる観点からして有益。
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