マクドナルド礼賛に満ち満ちた内容であり、手前味噌が過ぎると思わないでもありません。
マクドナルドの商品はどう見てもその値段の価値しかありませんし、店舗の接客レベルが高いと思ったこともほとんどありません(これらはあくまでも個人的な意見や嗜好の問題ですが)。
次々に斬新な商品、サービスやオペレーションを開発しますが、必ずしも消費者本位だとも思えませんし、社会貢献を標榜しながら実際には企業の論理にしか見えない施策も少なくないと思います。
それでも故・藤田田氏の呪縛から逃れられず業績が悪化していたマクドナルドをV字回復させた原田氏は偉大な経営者です。
氏は「企業において、理念は何より大切」と言っています。
極論すればそれがすべてだと言ってもいいと私も思います。
立派な理念があっても不祥事を起こす会社ばかりでは?という指摘はこの場合的外れです。
なぜなら不祥事を起こす企業は理念を実践できていないからです。実践できてこその理念なのですから。
マックも問題が皆無だと言うわけでありませんが、軸がぶれないから基盤は盤石です。
そして、理念を忠実に実践してきたことで、業界の如何などすぐれた経営者には何の障害にもならないことを証明しました。
別の側面として、消費者の信頼を裏切り続けここに来て不祥事が表出している多くの老舗と言われる企業の経営者が、実はいかに低い思考レベルにあるかをあぶり出してくれた事実も見逃せません。
とは言えマクドナルドは好きではありません。おいしくないから・・・。