ハンタイおばけは本当にやっかいですね。
本書に出てくるおばけは、男の子の言った事と逆の事をするし、
おばけがいるときは、男の子のすることが逆の結果になってしまうのですから。
たとえば、単純に朝食のミルクを器にそそぐと、ミルクが天井にかかってしまう
といった調子。男の子が「おばけがいる」と言えばいなくなってしまうし。
ただ、おばけといっても怖くないし、ちょっとした機転をきかせれば、
意外と付き合い易いところもあるようです。男の子はウマい方法を見つけました。
作品としては、もっと大胆な展開があってもよかった。
おそらく、人間のもつネガティブな感情を「ハンタイおばけ」という形に置き換えて
いるのでしょうね。シニカルな英国流ユーモアを味わいたい方にはお勧め。
このテーマはさらに発展させたものが見てみたい。
もっと共感しやすい作品が作れるはずなので…