登録情報
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1.いちアメリカの偉人?の伝記として読む者
2.映画を観る前の前知識として読む者
3.映画鑑賞後(私と同じよう)に読む者
4.その他航空業界や映画業界に興味がある者
1のスタンスで読むと、あまり面白みはないと思われる。
なぜならば、謎の人物だけあって読み手のもっと知りたいことまで
言及されていないと感じたのである。
淡々としていると言えば、聞こえはいいのかもしれない。
そもそも日本人にとってあまりにも関係がなさ過ぎるのである。
2のスタンスの場合。
映画のネタバラしになってしまうかもしれないが、読んでおいたほうが
より楽しめるのではないかと思う。
映画そのものは、彼を知っていたほうがより楽しめると思ったのだ。
3のスタンスの場合。
映画の「あの」シーンの裏話や前後がわかると思う。
※ここでいう「あの」とは、特定のシーンを指したものではない。
また逆になんでこのシーンが映画に入れなかったのかと思える部分も出てくると思う。
4のスタンスの場合。
業界の先駆者、革命児として知っておくべき人物だろうと思う。
彼は屑のような映画でも、宣伝方法を駆使して収益を上げるという
今のハリウッドモデルを作り上げたのではないかと思える。
少なくとも読む限りでは、映画は質ありきのような時代であったと思われたし、大々的な宣伝の類は行われていなかったのではないかとも思えたのである。
また私は社会人なので、途中からビジネスマン/経営者としてのヒューズに興味を抱いた。
一言で言えば、優れたビジネスマンでありアイデアマンであったのだが、近代経営/官僚制に組織を移行できなかった人物である。
ただ天才が故の帰結なのだろう。
凡人は、組織を官僚制にして機能的に動くようにするから。
星は3つである。
これは低評価という意味ではなく。可もなく不可もなくという意味である。
読み手によって感じることが違ってくると思うので。
最後に。
映画をこれから観る人、もう観た人は、これを読んで映画のシーンを思い出してはいかがでしょうか。
結構分厚いので、読み応えあります。
ハワード・ヒューズがどれだけ映画史に関わっているか知りたくてインターネットで検索したが、それではわからない部分がかなり知れた。
映画史に残る名作とどんなスタンスで関わってきたかなど。
なにせ、RKOオーナーになって、芸術的センスは?な方だけど風変わりで関わりたがった方のようなので面白いエピソードがたくさんある。
この本でも全部を知ることはできないだろうけど、好奇心を満たしてくれるだけの情報はある。
わたしは映画史のほうで興味がひいたが、同時に航空史へも興味がわいた。
映画史は例えば「緑色の髪の少年」について思想色が強い理由で気に入らなかった・・・とか、またキャサリン・ヘップバーンとのエピソード。
そして、この手の早熟な天才にありがちな少年時代はとてもきらめいて映画さながらワクワクする。
星が4つなのは、もっともっとエピソードがありそうだな・・・というちょっと満たされない感覚かな。
ただの異人伝と違うのは、
ハワード・ヒューズ本人が持つもやもやした魅力と、... 続きを読む
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