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ハワーズ・エンド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-7)
 
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ハワーズ・エンド (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-7) [単行本]

E・M・フォースター , 吉田 健一
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,730 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「人と人は真に理解しあうことができるのか」
人間と文化の葛藤を精緻に描き、英語文学の一つの到達点とされる名作を、香気ある翻訳でおくる。

思慮深く理知的な姉マーガレットと、若くて美しく情熱的な妹ヘレン。ドイツ系の進歩的な知識人家庭で育った二人は、ある時まったく価値観の異なるブルジョワ一家と出会う。ふかい緑に囲まれた、この一家の邸ハワーズ・エンドをめぐって、やがて二つの家族は意外な形で交流を深めていく。
文学や芸術に重きを置き、人生の意味を探し求める姉妹は、イギリス社会のさまざまな階層の人間に触れながら、それぞれの運命をたどっていくこととなる。人と人とが結びつき、お互いに理解しあうことはいかにして可能になるのか。愛と寛容をめぐる不朽の名作を、吉田健一の香気ある翻訳でおくる。

〈ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏樹〉
違う文化を出自とする人間たちが出会い、愛し合うようになる。しかし人と人の間で文化は衝突し、愛は苦戦を強いられる。フォースターはそういう状況を書くのがすごくうまい作家だ。異文化の中に身を置くことが多かったぼくには、このテーマは人ごとではない。

内容(「BOOK」データベースより)

人と人は真に理解しあうことができるのか。思慮深く理知的な姉マーガレットと、若くて美しく情熱的な妹ヘレン。ドイツ系の進歩的な知識人家庭で育った二人は、ある時まったく価値観の異なる保守的なブルジョワ一家と出会う。ふかい緑に囲まれた、この一家の邸ハワーズ・エンドをめぐって、やがて二つの家族は意外な形で交流を深めていく―文学や芸術に重きを置き、人生の意味を探し求める姉妹は、イギリス社会のさまざまな階層の人間に触れながら、それぞれの運命をたどっていくこととなる。人と人とが結びつき、お互いに理解しあうことはいかにして可能になるのか。愛と寛容をめぐる不朽の名作を、吉田健一の香気ある翻訳でおくる。

登録情報

  • 単行本: 505ページ
  • 出版社: 河出書房新社 (2008/5/12)
  • ISBN-10: 4309709478
  • ISBN-13: 978-4309709475
  • 発売日: 2008/5/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By harryss
形式:単行本
自分はまったく世界文学に対して門外漢でした。今回、池澤夏樹文学全集を良い機会に、世界文学にチャレンジしているものです。
第1期を読破して振り返ったとき、一番「面白かったな」と思い出すことが出来たのがこの「ハワーズ・エンド」でした。
しかし、一方、月々読んでいて、一番ペースが遅れたのも「ハワーズ・エンド」でした。理由は皆さんご指摘の翻訳の問題。他の訳者が訳されたものと読み比べていないのでもしかしたらこの訳だからこそ面白かったのかもしれないです。けれど、見慣れない日本語でした。

「ただ結びつけることさえすれば・・・」という扉の文句に集約される物語。文化的、政治的、色々切り口はあるけれど、自分はなにより家庭小説として読みました。ウィルコックス氏とマーガレット程ではないにせよ、夫婦で価値観が異なるのは当たり前。それを諦めたり攻撃したりする方向に持っていかず、必死で繋げようとするマーガレットの姿にとっても好感を持ちました。それに対して、ウィルコックス氏の鈍いこと!ヘレンの偏狭なこと!ある意味パロディな展開でした。

この作品の題名になっている「ハワーズ・エンド」はウィルコックス氏の前妻で、マーガレットの友人であった夫人の愛した家。最初はなんでこんな題?と不思議でした。夫人は旧時代の夫に付き従うのが当たり前な人だったけど、それでも新しい世代のマーガレットも受け入れていく。最初にそうやって繋がっていく一歩を踏み出した人だった。その人が愛した家というのが、「繋がること」の象徴となっているのは全部を読んだときすとん、と心に届いてきました。そのプロットの構成の見事さに「御見逸れしました」と思わず頭を下げました。

格言になりそうな言葉が一杯あることもこの作品の魅力です。今手元に本がないので書けませんが、読んでて付箋で一杯になりました。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By lumos
形式:単行本
卒論で取り上げたくらいに入れ揚げた作品です。

私はこの本で「人として、いかに生きるか」ということについて
深く考える良い機会を得られました。
シュレーゲル姉妹の姉の方、マーガレットの物事の捉え方、
考え方、価値観にとても影響され、それ以来何か迷った時や
気持ちが弱くなった時には、(マーガレットならどう考えるだろう)なんて

想像してみて自分を励ますこともしばしばです。

映画ではエマ・トンプソンが、マーガレット役にとても良くはまっていて
素敵です。
(そんな彼女が、数年後ハリー・ポッターでトレローニー先生を演じることに
なるとは・・・・。うれしいやら、悲しいやらです)

このレビューは参考になりましたか?
25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
翻訳が! 2009/2/17
形式:単行本
別のかたも書いておられますが、私などはこの訳で読み通すのはとても無理。
文章の意味がすんなり頭に入ってこない。頭の中でもう一度日本語に翻訳しながら読まされているような感じがしました。

しかしこの小説を読むことは諦められないので小池滋訳を買い直して読み始めてみたら、
なんと……
めちゃくちゃ、めちゃくちゃ面白いじゃないですか……!!! まるで別世界。

香気が何だっ! フォースターの小説が、そもそも楽しく読めない翻訳というのはどうなんだ?! 原文を知らないからそう思うのかなあ。
しかしあやうく挫折するところだったぞ……。
これから買う人は、一応翻訳を一部読み比べてから買ったほうがいいかも。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
やはり傑作です。
不思議な魅力を持った小説。他訳は読んでない。吉田健一訳は、時に話者が誰なのか判然とせずうろうろさせられることがあるけれど、独特の雰囲気を持ったいい翻訳だと思った。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 町田の丘
平凡な結末
書評を見て随分と期待したのだが、今のところこの選集では一番つまらなかった。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: しまったか!
吉田健一(訳者)はもっとがんばれなかったのか?
訳の日本語におかしいところが多く、読むのに苦労しました。
「私は彼は○○〜」といった、一見誰が主語か分からない文章や、... 続きを読む
投稿日: 2009/10/3 投稿者: ss
英国の知識階級のあり様
世界文学全集の一冊。... 続きを読む
投稿日: 2009/8/2 投稿者: hamachobi
今に繋がる・・・・
 「小説は書き出しが大事である」と池澤が「月報」で書いているその書き出し。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/15 投稿者: ヒデボン
既に古典となっている名作
フォースターの作品は映画化されているものが多いので、この作品も映画でご覧になった方も多いと思います。「ハワーズ・エンド」は、フォースターお得意の階級や文化の違い、... 続きを読む
投稿日: 2008/6/24 投稿者: pph1
翻訳に難あり
フォースターの文体がどういうものか英語の読めない私にはわからないが、吉田健一の訳には最後までのれなかった。この訳文が本当に「格調高い」ものだろうか?... 続きを読む
投稿日: 2008/6/16 投稿者: ゾロリ
正統派イングランド文芸とはややずれた作家の佳作
エドワード・モーガン・フォースターという人は面白い方で、いろいろな評論を書いたり(岩波文庫の彼の著作を参照してください)、外国を舞台にした長編を書いたり(「インド... 続きを読む
投稿日: 2008/6/1 投稿者: Billy-Burroughs
日本語がおかしい
E.M. フォースターの代表作で、映画化もされた作品。
内容はとてもいいですが、この本の翻訳の日本語がおかしすぎます。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/26 投稿者: chesterpink
姉妹の心の軌跡
20世紀初頭のイギリスを舞台に、理性と感情、男と女、富と貧困、伝統
や因習と変化など様々な対立の構図を用い、生粋のイギリス人であるウィル... 続きを読む
投稿日: 2003/9/21 投稿者: Sheep
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