前作と比べると、ワクワクするような身近な都市伝説は少なくなっていると思います。その分割り増しになっているのが、アメリカやフリーメーソンの陰謀であったり、日本とユダヤの関係であったり、かなり世界規模の話です。
そのため、当初の「都市伝説」と言うジャンルからは少し外れて来たのでは・・と言わざるを得ません。前作のような単純な都市伝説を期待しているとちょっと残念かもしれません。
ですが、日本を蝕もうとするものをもっと意識し、もういちど日本の美しい伝統や文化を見直そうという切り口には非常に共感でき、作者が伝えたいことは真摯に伝わる本だと思います。一作目とちょっと違う満足感のある内容でした。