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ハロルド・ピンター (1) 温室/背信/家族の声(ハヤカワ演劇文庫 23)
 
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ハロルド・ピンター (1) 温室/背信/家族の声(ハヤカワ演劇文庫 23) [文庫]

ハロルド・ピンター , Harold Pinter , 喜志 哲雄
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,029 通常配送無料 詳細
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ハロルド・ピンター (1) 温室/背信/家族の声(ハヤカワ演劇文庫 23) + ハロルド・ピンター (2) 景気づけに一杯/山の言葉 ほか(ハヤカワ演劇文庫 24)
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商品の説明

内容紹介

2005年ノーベル文学賞を受賞した
英国演劇界が誇る鬼才、
ハロルド・ピンター(1930-2008)。

『ハロルド・ピンター全集』(新潮社刊)未収録の後期戯曲集、待望の初書籍化。


病院とおぼしき国営収容施設。患者6457号が死亡、6459号が出産していたという報告に、怒れる最高責任者は職員らを質す。だが事態は奇妙な方向へ……全体主義の暴力を描く『温室』。陳腐きわまりない情事の顛末を、時間を逆行させて語り強烈なアイロニーを醸す代表作『背信』他一篇。日常に潜む不条理を独特のユーモアと恐怖のうちに斬新に抉り出し、現代演劇に革命をもたらしたノーベル賞劇作家による後期作品集(全三巻)

内容(「BOOK」データベースより)

病院とおぼしき国営収容施設。患者6457号が死に、6459号が出産していたという報告に、怒れる最高責任者は職員らを質す。だが事態は奇妙な方向へ…全体主義の暴力を描く『温室』。陳腐きわまりない情事の顛末を、時間を逆行させて語り強烈なアイロニーを醸す代表作『背信』他一篇。日常に潜む不条理を独特のユーモアと恐怖のうちに斬新に抉り出し、現代演劇に革命をもたらしたノーベル賞劇作家による後期作品集。

登録情報

  • 文庫: 352ページ
  • 出版社: 早川書房 (2009/7/30)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4151400230
  • ISBN-13: 978-4151400230
  • 発売日: 2009/7/30
  • 商品の寸法: 15.8 x 10.8 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By シネマA トップ500レビュアー
形式:文庫
 ハロルド・ピンター(1930-2008)は、イギリス演劇界の大御所だった劇作家で、晩年にはノーベル文学賞も受賞していますが、日本では知名度のわりにたいして読まれていないのではないか。

 本書は、かつて新潮社から出ていた全3巻の『ハロルド・ピンター全集』に収録されていない、後期戯曲集の貴重な文庫化です。興味がおありのかたは、絶版になるまえにぜひお求めを。

 収録された3つの作品は、それぞれの主題ごとに最もふさわしい方法を模索したうえで、知的に構想されている。読者はきっと、ピンターの演劇の多面性と緻密さを膚で感じることができるのではないかしら。

 なかでも『背信』(1978)は、掛値なしの傑作と呼んでいいだろう。評価は満点(あくまでも私の基準ですが)。中年の知識人の男女のあいだの、永年にわたる秘められた不倫関係の終わりから始まりにむかって時間をさかのぼっていく、そんな奇抜な構成が、心憎いまでに功を奏している。なんともはや皮肉な伏線の妙に、くりかえし唸った。研ぎ澄まされたディテールに神が宿っているなあ。いつか、練達の名優たちの演じる舞台で観てみたいものです。

 しかしながら、全体主義を諷刺した政治劇『温室』と、モノローグによるラジオドラマの短篇『家族の声』からは、あまりに観念的すぎる印象をうけて退屈したことを、正直に記しておきます。
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