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ハルビン・カフェ
 
 

ハルビン・カフェ [単行本]

打海 文三
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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第5回(2003年) 大藪春彦賞受賞

出版社/著者からの内容紹介

つらぬくのは、愛か、復讐か。そして動乱の7日間が始まった!


登録情報

  • 単行本: 382ページ
  • 出版社: 角川書店 (2002/04)
  • ISBN-10: 4048733486
  • ISBN-13: 978-4048733489
  • 発売日: 2002/04
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 604,891位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
文庫版の「ハルビン・カフェ」を書店の平積で見て始めて見ました。

装丁とタイトルがすごく良かったのでジャケ買い(^^)しました。

パラパラッとめくると、最初に地図があります。

地図がある本はわたしにとって「買い」

さかのぼれば、20年前、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」や「指輪物語」の頃から、

最近では「サブリエル」など、あまりはずれたことはありません。

さて、内容は「クライムノベル」なんですが、

このレベルのものを、同時代に同じ国の人が書いた文章で

(つまり翻訳のバイアス無しで)読めるのは大変シアワセなことだと思いました。

とにかく、タイトルの持つ雰囲気と導入部に期待を膨らまして読み始めます。

場面転換が多く、説明が食い足りない分、読んでいて振り回される感じがします。

ちょっとイライラしたり、謎の主人公の男の正体が思ったより早く分かったり、少し不満にも思いましたが、

語り口や雰囲気になじんでくるラストに到る頃には、そんなことはあまり気にならなくなっています。

結局、架空の都市、多民族、キャラクター、プロット、など、材料の選び方も好きですが、腕の方に納得しました。

一読後、雰囲気を楽しむために何度か読み直したりしました。

よほど気に入った本でしかしないことですが。

文字がぴっちり詰まっていて、内容も複雑なので、「濃密な読書時間」という本読みの醍醐味を充分味わえます。

ただ、すいすい読める本ではないので、そこは注意してください。

ストーリーを楽しみたい方は「裸者と裸者」を読んだほうが良いです。

こちらの方が早く読めます。

それと、ハードカバー版も見ましたが、文庫本の方が装丁文字組が気に入りました。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By machiko
形式:単行本
マフィアと警察の攻防を軸に、過去の事件とそれに関わった人間たちの関係を解き明かしていく。新聞でも読んでいるかのようなドライな文体。前半非常に難解だが、後半は情報の断片が一気にまとまっていく快感がある。中華街の喧騒、怒号、ネオン、濡れた路地、それらの猥雑な空気感もまた魅力。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By はげ
形式:文庫
物語が始まる前からすでにトリックが始まっている。
最初から小さな謎が暗示されており、その小さな謎が解かれると
より大きな謎が深まるという構造になっているため、一度読み始めると
途中で止めることは非常に難しい。
複雑なプロットのため読者の頭に入っていく情報量は増大する一方。
おかげでクライマックスに近ずくほどに読むスピードが落ちてくる。
緊迫感は最期まで持続するので、読み終わるとどっと疲れる。
不満な点は、謎めいた主人公の内面が、最期まで共感不可能なこと。
まるで「空白の中心」を回転する物語のようでもある。

最期にロープシンの「蒼ざめた馬」の影響は否定できないハズ、と思いました。でも現代には神様はいないので、ロープシンもカリャーエフも主人公にはなれない。だから作者はこの主人公を創造したのかもしれないな、と思いました。

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投稿日: 2005/9/23 投稿者: vr3s
サイバーパンクと分かち合う多国籍都市の濃密な猥雑さ
タイトルに魅かれて購入しました。... 続きを読む
投稿日: 2005/8/13 投稿者: 蟻迷弧人
堅牢/硬質な群像劇
著者の最高傑作のひとつに数えられ、「このミス」2003年版では五位にランクインした作品。なので、この著者に興味のある方はこの作品から入門してはいかがでしょうか。<... 続きを読む
投稿日: 2005/8/8 投稿者: Madao
難解だが、、
文章の流れが複雑で、私の様に読み慣れてない人だと、何度か前のページを見直しながら進む必要があり、これくらいの分量の本にしては、異常に時間がかかりました。続きを読む
投稿日: 2003/2/14 投稿者: "2nd24"
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