「ハリー・ポッター」の世界が忠実に映像化されています。ホグワーツやダイアゴン横丁、個性の強いキャラクター達…、原作を読みながらイメージしていた通りの映像が画面に広がり、「わ~イメージどおり!」と嬉しくなりました。
クィディッチのシーンには批判も多いようですが、個人的には原作を読むだけではいまいち想像しにくいシーンだったたけに、映像で観て初めて理解できた部分も多く、なかなか楽しめました。後半の試練のくだりもそうで、羽のついた鍵のシーンやロンのチェスシーンなども、映像で分かりやすく表現してあったと思います。
ただストーリーはちょっと強引。あの長い物語を2時間弱に収めるには仕方がないとはいえ、もう少しどうにかできなかったの?と不満もあります。原作を読んだあとに観ると「あのシーンもない」「この台詞がない」と物足りず、逆に原作を読まずに見ると、説明不足で「何がどうなってるの?」と混乱しそう。私としては原作を読んだ上で“映像を楽しむつもりで”見てほしい作品です。
特典ディスク目当てでこちらのDVDを購入しましたが、これがすごく扱いにくくてイライラしました。いちいちゲームをして画面をいくつも切り替えないと未公開映像を楽しむことができず、初めてなら良いのでしょうが、その後何度も楽しむ場合が考慮されていないと思います。未公開映像にはタイトルも付いていないので、本来どこに挿入されるはずだったのかも分かりにくい。この特典ディスク、凝っている割には無駄が多く、不親切な作りです。ナレーターも大人向けではないですね。お子さんがいる家庭なら良いかもしれませんが、大人だけで観るには少々興ざめしてしまうでしょう。
原作は大人も楽しめるものでしたが、映画はやはり子供向けと思ってみないと失敗しそうです。