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80 人中、72人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原書と日本語訳,
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レビュー対象商品: ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4) (単行本)
『ハリーポッター』シリーズのレビューは、時として賞賛と酷評にきっぱり分かれているようですが、それは原書と日本語版を読んだ方の違いではないでしょうか。わたしも書店で日本語訳を手にして愕然とした一人です。まるで違うのです。全体的に稚拙で子供騙しな印象を受けます。読んでいてとても退屈で疲れます。日本語としても極めて不自然です。“誰が何をした”という出来事は追っているかもしれませんが、行間に漂う心情や空気感は全てぶち壊しです。読書の醍醐味は物語の世界観に浸り、行間を感じ取ることにあるのに、第5巻を退屈・苦痛と感じた方はおそらくそれができないことによるイライラや不快感を持たれたのではないでしょうか。とにかく日本語訳のみを読んでローリング氏に評価を下すのは、まったく不当としか言いようがありません。同じイギリスの文学で世界的に愛好者を持つ『シャーロックホームズ』は、非常に優れた訳者によって日本語訳されています(「新潮社」刊の延原謙氏によるものです)。時代背景や英国独特の文化、主人公の性格づけや謎解き、ユーモアにいたるまで、原書の持つ妙味やテンポをいっさい損なうことなく見事に再現されています。そればかりか、日本語としても一つの優れた作品として成立しているのです。大人になって原書を読むようになってから、訳者の仕事がいかに優れたものであったか気づかされ感服したものです。『ハリーポッター』シリーズにもそのような訳者との出会いが切実に望まれるところです。 翻訳とはいかにも難しい仕事です。もう一方の言語を知らない人に、別の言語でその世界観を伝えることは至難の業です。例えば『ポケモン』を英語にするのはさほど難しいことではないかもしれませんが、『水戸黄門』や『忠臣蔵』になるとどうでしょう。「印籠」や「御公儀」を何と言えばいいでしょう。「足袋」を「socks」(ソックス)と言い換えた時点で何かがこぼれ落ちてしまうような気がします。それと同じことが『ハリー』の世界と日本語の間でも起こっているのです。 映画では言語の力を借りなくても、圧倒的な映像の力で物語の世界観が表現されています。一目瞭然です。本ではそれができないだけに、訳者の方にはもっと細心の注意を払って最大限の努力をして頂きたいと切に願います。とはいえ、他の言語に移し変えた時点で“純度100%”でなくなってしまうのはやむを得ないことです。日本語訳でがっかりされた方は、日本語訳がおもしろくないことと原作がおもしろくないことは必ずしも同じではないことを心にとめられ、ぜひ原書にチャレンジなさることをお勧めします。
42 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
星の数は原書版,
By R.A.Black (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上下巻2冊セット (4) (単行本)
前作までの1巻完結型ストーリーと違って、この巻の終わり方は、おっ、これから本当のストーリーが始まっていくんだな、ということを感じさせられるものです。最後のページを読み終わった瞬間が、わあ、これから一体どうなっていくんだろう?と一番ドキドキさせられるような・・・・。そういう本の終わり方に不満がある方がいるのはしかたがない気がします。でも本当のハリー・ポッター面白さの真髄はこれからなんだな、と私はそういう終わり方が好きでした。ただ、残念だったのは、翻訳のまずさです。前々から言われていたことですが、とにかく日本語として非常によみにくい。1990年代のイギリスを舞台とした物語で、原作のほうはそれを反映した非常にリアルな書き方がされている作品であるにもかかわらず、日本語版のほうは時代錯誤な言い回しと、妙に現代的な流行語が入リ混じり、しかもいかにも翻訳に慣れてない人が直訳した、という感じの文章が多すぎます。物語自体がどんどん複雑になっていくというのに、こんなにお粗末な日本語訳では、ハリーポッターが大好きで、読みづらいのを我慢しながら一生懸命読んでいる子供たちがかわいそうです。 もう少しなんとかならなかったのでしょうか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
でたでた,
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レビュー対象商品: ハリー・ポッターと炎のゴブレット 携帯版 (単行本(ソフトカバー))
やっとでましたね。携帯版ファンですので、ことのほか嬉しかったです。しかし、携帯版と呼ぶにはあまりにもぶ厚いかなあ。厚みのわりに表紙がぺらぺらなので、すぐに反ってしまうのです。携帯版も上下巻にしてもらったほうがよかったかもしれないです。しかし、ページをめくる楽しさはハードカバーと同じ重量ですので、いずれにしろマル。
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