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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
レオナ強し!,
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レビュー対象商品: ハリウッド・サーティフィケイト (角川文庫) (文庫)
分厚い本ですが、さすが島田荘司、かなりの情報量にもかかわらず、混乱なしにぐいぐいと引き込まれます。なによりヒロイン・レオナの他にはない危険(本当に危険。マイケル・ジャクソンどこの騒ぎじゃない)な魅力がたまりません。映画マルホランド・ドライブも思わせる、危険な幻惑の世界にどっぷり浸かって、最後にはとある社会問題について真剣に考え込む自分がいるはず。途中、あの名探偵もちょっとだけ登場。そういったところも嬉しい作品です。猟奇殺人ですが、キワモノで終わってないバランスのよい、ある意味、非常に現代的な硬派な作品なので、御手洗シリーズを読んだことがない方にもお奨めいたします。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
誰が何と言おうと傑作である,
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レビュー対象商品: ハリウッド・サーティフィケイト (文芸シリーズ) (単行本)
島荘作品としては、いろいろと批判が多いものである。でも、私は好きだ。 なんで著者がこんな猟奇的な設定にしたのか、ということを理解すればよい。 ストーリーは他の人たちが書いている通りだ。 舞台はアメリカ、登場人物も当然アメリカ人が中心となる。 だから、御手洗は今回は一歩引いている。 でも、それは本作では必然のことなのだ。 そして、本作のテーマはけっして“狂気”ではない。 現代ではこれを異常とは認識しないはずだ。 確かにアブノーマルで猟奇的な描写はある。 しかし、「占星術〜」や「眩暈」の著者なんだから、それが本作では必要なことだというのは、島荘作品を読んできた読者には分かるだろう。 続編が刊行されないかぎり、島荘ワールドの中で本作が徒花の立場を覆すことはないと思われる。 だが私には、本作で島荘がやりたかったことが良く分かる。 またひとつステップを上がった、というイメージである。 どうか剛腕島田氏には、続編の早期の刊行を期待したい。 その際には、本作以上の猟奇性を願う。 やはり、レオナには猟奇が似合う。 「暗闇坂〜」みたいに。 また、本作の価値とレオナ個人に対する好き嫌いとは別物である。 どんなにレオナのイメージが悪かろうが、本作は島荘作品の中で孤高の位置を占める、まごうかたなき傑作である。
17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
値段ほどの価値はないかな,
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レビュー対象商品: ハリウッド・サーティフィケイト (文芸シリーズ) (単行本)
安くなるまで待てずに買ってしまったが、非常にガッカリさせてくれた。内容は作者が今きっと興味があるであろう事柄を書くために、無理やりレオナを登場させて、作られた感がある。水晶のピラミッド、アトポスあたりでも、読んでいて感じたが、奇妙な言い回しは何とかならないのだろうか。そろそろ作者も英語にもなれてきたと思うが、少しおかしい表現がある。よく使われる英語表現等を直訳しているため、恥ずかしい文章になる。それに、カリフォルニアの刑事のイメージも非常に安っぽく、正しいのは地理くらい。あまり無理しないで、横浜周辺の事件を書いて欲しい。
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