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2000年発表作品。SCUDELIA ELECTROなどでの活動で知られる、石田小吉を共同プロデューサーに迎え、それまでより、ややロック色濃い目の作品に仕上げている。スピッツというバンドの原点回帰にも似た風情もあるが、地に足のついたバンドの余裕も見せており、基本素材はあれネ!といった、「いただきます」的なちょっとしたお遊びもチャーミングに映えている。ハヤブサという言葉のイメージからくるような、強かな疾走感のあるグルーヴが、初期のスピッツを思い起こさせる。(春野丸緒)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
お待たせしました!#『フェイクファー』以来、2年4ヵ月ぶり、通算9作目のオリジナル・フル・アルバム。スピッツのデビュー10周年を飾るファン待望のニュー・アルバムだ。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
行動も音楽も思想も、余すとこなく忌野清志郎をリスペクトしている私だが、たった一言、心の中で反論申し上げた発言がある。「スピッツにグルーヴがあるか?」。……あるじゃん。
スピッツの最大の魅力と特徴が、草野正宗が淡い色彩を基調につむいだメロディと、それを口ずさむ透明感の強いマサムネの歌声にあることは間違いない。しかしたとえば、それらが常に強力な信頼関係のもとにベース・ラインに寄り添っている様もまた、彼らの音楽の核をなす重要な要素ではないですか。
28ヵ月ぶりにリリースされる本作は、「スピッツにはメロディ以外に何があるのか?」という問いに真正面からこたえ、完膚なきまでに叩きのめす大傑作である。とにかく多彩。彼ら特有の“淡さ”は損なわずに、うまくアクセントのきいた配色をほどこしている。さりげなく大きな前進を遂げた一枚だ。さりげなく、というのが実に彼ららしい。石田小吉のプロデュースも知的で繊細で冒険的で。さすがだわ。 (平野敬三) --- 2000年08月号
スピッツの最大の魅力と特徴が、草野正宗が淡い色彩を基調につむいだメロディと、それを口ずさむ透明感の強いマサムネの歌声にあることは間違いない。しかしたとえば、それらが常に強力な信頼関係のもとにベース・ラインに寄り添っている様もまた、彼らの音楽の核をなす重要な要素ではないですか。
28ヵ月ぶりにリリースされる本作は、「スピッツにはメロディ以外に何があるのか?」という問いに真正面からこたえ、完膚なきまでに叩きのめす大傑作である。とにかく多彩。彼ら特有の“淡さ”は損なわずに、うまくアクセントのきいた配色をほどこしている。さりげなく大きな前進を遂げた一枚だ。さりげなく、というのが実に彼ららしい。石田小吉のプロデュースも知的で繊細で冒険的で。さすがだわ。 (平野敬三) --- 2000年08月号