(プレイ時間は8時間程度、まだステージ1をクリア出来ていません…)
先に新規ユーザーの方に断っておくと、「アジト」シリーズは様々な機能を持つ部屋を配置してアリの巣のような秘密基地を作り、戦闘キャラを開発して敵勢力と戦っていくリアルタイムシミュレーションゲーム(タワーディフェンス型にも似ています)です。
見た目は地味(特に戦闘シーンなどは本来ゲームの華のはずですが、アリのようなサイズのキャラが揉み合うだけ)で、チクチク遊んでいくゲームのため分かりやすい爽快感もありません。
ゲーム性もクセが強いため、よく知らない方がイメージだけで買うとほとんど良く分からない、難解なゲームと思って放り出されてしまう可能性があります。
説明書でも基本の流れは説明されますし、ゲーム内でもヘルプはありますがどちらもはっきりいって分かりにくく、チュートリアルもほとんど皆無です…だから本末転倒かもしれませんが、PSで出た過去作を遊んでみてからの方が良いかもしれません(1はPSPで配信されています)。
シリーズファンとしては今作はそれなりにちゃんとした「アジト」でした。
怪人やヒーローを開発し、そのための資金をカモフラージュ(販売施設を本作ではこう呼ぶ)で販売して資金を稼ぐ流れは一緒です。
罠や砲台を設置して攻めてきた敵キャラを撃退するタワーディフェンス的要素もタッチ操作のDSにはよく合うように思いました。
また懐かしの特撮キャラっぽい雰囲気も健在で、脱サラして秘密結社を作った主人公(プレイヤー。顔は出ない)という脱力ものの設定も嬉しいですね。
ただし、今作は前作に比べるとパワーダウンしたように思える部分もあります…それは画面上でヒーローと怪人の差がない(ヒーローはヒーローアイコン、怪人は怪人アイコンでキャラの違いが視認できない)、敵基地に攻め込む要素がない(敵キャラがランダムに攻めてくるのを待つ。ある程度の敵数を撃退すると敵ボスが攻めてくるシステム)、版権キャラ(仮面ライダーなど実名の他の作品キャラ)が無し、ヒーローや怪人のレベルはキャラ固定(何度も負けてレベルアップしていった前作より改善かもしれません)などです…。
特に見た目でヒーローや怪人の見分けが出来ないのは寂しい(情報アイコンでクリックして初めてどんなキャラが攻めてきてるのかわかる)ですね…。
また3DSながら2D視点のゲームなのでほとんど立体視はありません(無くてよいと思いますが)。
しかし、本作は10年ぶりの新作であるとともに携帯ゲーム機で「アジト」が遊べる事、またボイスもちゃんと過去作並みには入っている事に価値がありますから個人的には続編が出る事も期待して星5つです。