ヨーロッパの名門中の名門、ハプスブルク家の歴史を勃興から帝国終焉まで
人物に沿って綴られている。マリア・テレジア以降の
ハプルブルク=ロートリンゲン家の歴史はもう語り尽くされた感もあるが、
この本では取り上げられる事の少ない、王朝草期のルドルフ1世〜フリードリヒ3世
などの人物もフルカラーの肖像画入りで説明されている点が高く評価出来る。
途中にはハプスブルク家の人物以外にも関連のある人物、
フッガー家のヤーコブ2世やスレイマン大帝等も一部解説されている。
これまでのハプスブルク関連本に比べて、特に見新しい内容が有る訳では無いが、
これだけ多くの肖像画や写真がフルカラーで印刷された本はそうない筈。
ハプスブルク家をこれから知りたい方は勿論、熟知した方にとっても良本だと思います。