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ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書)
 
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ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書) [新書]

加賀美 雅弘
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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知に歴史あり ~ 教養新書特集
岩波書店、講談社、中央公論新社の新書のうち、読み継がれてきたロングセラーをまとめてご紹介。

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

美貌の皇妃が愛した離宮町。「ロスチャイルドの鉄道」で行く地中海。ボヘミア温泉三昧。知られざる帝国式リゾートを味わいつくす。

著者紹介

1957年、大阪市生まれ。筑波大学大学院博士課程地球科学研究科修了。現在、東京学芸大学助教授。理学博士。専門は人文地理学、中央ヨーロッパ地誌。主な著書に、『気象で読む身体』―講談社現代新書、『ドイツが変わる 東欧が変わる』(共著)―二宮書店―がある。


登録情報

  • 新書: 286ページ
  • 出版社: 講談社 (1997/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061493612
  • ISBN-13: 978-4061493612
  • 発売日: 1997/06
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 494,206位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 5.0 読んでいて愉しい本です!!, 2003/10/2
レビュー対象商品: ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書) (新書)
“旅”ということで、現地を訪れて見られるものの紹介と、背景の歴史的なことの話題が綴られ、読んでいて愉しい本です!!
EUに新たに10カ国が参加します。これらの国々の中で“中欧”と呼ばれる国々は、ウィーンを本拠地にしていたハプスブルグの帝国の傘下にありました。本書では、多彩な地域を傘下に治めていた帝国の“地方”の様子が綴られています。

ハプスブルグの帝国は、ドイツ系が先頭に立っていた訳ですが、多言語・多文化の共同体という色彩も強く、ある一面ではEUを先取りしていたのかもしれません…そういう意味でも非常に興味が沸く本ですが、中欧などをこうした切り口で紹介する本は少ないのでお勧めです!!

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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 歴史の歩き方, 2010/6/22
レビュー対象商品: ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書) (新書)
 昔、一週間ほど京都に滞在して観光をしたことがありました。京都をじっくり楽しめると期待して向かった私は、その街が普通な街な事に失望を禁じ得なかったことを覚えています。何がいけなかったのか。本書を読み終えて考えるに、私はあまりにも勉強をしていなかったのだと思います。ただその地に行けば、胸躍る出会いや発見が自然と転がりこんでくる。そう安直に考えていたのが失敗でした。
 多くの民族、多くの文化、多くの思想、多くの言語を内に含みながら半世紀強存在したヨーロッパ有数の大国。共に存在したヨーロッパの大国が現在でもほぼ確認できるのに対して、最早その存在が地図上で確認できない幻の大国。私が1200年の古都をただの地方都市としてしか認識できなかったように、漫然と旅をしただけでは現在の地図に惑わされて、十分にこの国を旅することは出来なかったでしょう。しかし、よく予習をして行けばこの帝国には20世紀のヨーロッパが選ばなかった世界が秘められていることを知ることが出来ます。著者が使っている旅の参考書は当時の旅行ガイド。オーストリアのでも、ハンガリーのでも、ましてやチェコのでもイタリアのでもなく、オーストリア・ハンガリー二重帝国の旅行ガイドです。当然のことながらその範囲は今の国境と関係なく帝国の北西側に広がり、中欧の共通語であったドイツ語圏を覆っています。100年ほど前まで手軽に地中海の港町でワインを飲み、ボヘミアの保養地で温泉に入り、ハンガリーの平原で馬に乗り、アルプスの雪山でスキーを楽しみ、ウィーンやブタペストの街を散策出来たなんて、考えてみるだけでワクワクしませんか。この国に眠る豊かなロマンを多くの人と楽しみたく、本書をお勧めする次第です。読まれましたら“大津留厚『ハプスブルクの実験』春風社”を読まれることをお勧め致します。このロマンの舞台裏を知るとより興味深いものがあります。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 世紀末を垣間見る本, 2002/5/16
By カスタマー
レビュー対象商品: ハプスブルク帝国を旅する (講談社現代新書) (新書)
ハプスブルク帝国と言うと、どうしてもウィーン中心の本が多く目に付きますから、この本はむしろ「地方」をあつかっているので、はなかなか魅力的です。この本を読むことで、当時の帝国の版図を縦横に駆けめぐることができます。現在は他の国になってしまった温泉保養地の姿が、当時と今とうまく重なって見えてきます。他民族・他言語を内包した大帝国の末期の姿が、瞼に浮かんでくるような気さえします。この本を読んでからは、ウィーンやブダペストのほか、ヴェネツィア、アバッツイアなどを、じっくりと歩いてみたくなりました。
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