2010年7月現在では、彩画堂さんの商業作品は大きく分けて、
この「ハナさんの休日」シリーズ、「派遣のむうこさん」シリーズ、「おたくのメガミさん」シリーズと三部作出ていますが、
個人的にはこのハナさんをヒロインに据えた今作が一番好きです。
理由はやはり、ハナさんというヒロインのバックボーンがよく描かれているからでしょうか。
学生時代での露出癖・変身願望との出会いや、同一ヒロインであるにも関わらず、全編通して同じ姿でほとんどいない多彩な変身の仕方をする点など、とても魅力的です。
また、単に男に迫られて身体を許してしまうという、こういったシリーズにありがちなヒロイン像ではなく、疲れたり苦しんだりしている男性を励ますために一肌脱いでいることがとても好感が持てますね。
それに対して全く見返りなどを求めていないのが嫌味ではないのも良いです。(個人的にはメガミさんより女神らしいと思います)
残念ながら2巻で掲載誌廃刊に伴いシリーズが終わってしまいますが、彩画堂さん本人も彼女は気に入っているのか、ハナさんはむうこさんやメガミさんシリーズでもちょくちょく登場しています。
ですが、他のシリーズはどうしてもハナさんを超える魅力的なヒロインには一歩及んでいない気がして、どこかスピンオフ作品のような感覚になってしまいますね。
個人的には、三巻くらいまでハナさんに癒してもらいたかったです。