ペンギンたちがとてもリアルに再現されていて、最新のCGの技術に圧倒させられます。
しかし、それだけの映画です。
ストーリー自体は、環境問題や差別などを子供達に訴えるという趣旨の展開ですが、
人間の動物達に対する驕りが現れています。まさに上から目線です。
主人公のマンブルが、他のペンギン達に人間の説明をするとき「僕達よりもずっと頭が良い!」と言ったことには興ざめしました。
その後の展開も、人間目線の「自分達は他の動物のよりも上にいる存在なのだから、ペンギンたちを保護してやらなくては」といった感じでものです。
せっかくみごとなCGを駆使して表現したタップダンスも、最後にはペンギンが人間に媚びを売るための道具として使われています。
子供を対象にして製作された映画でしょうが、私はむしろ子供に観せたくありません。
環境問題や差別を教えるならもっと良い映画が他にあるでしょう。
☆は素晴らしいCG技術に対して2つ、ストーリには1つです。