知人からボロいハッセルを結婚祝にもらったまんま、ほったらかしていたのですが、この本と出会って、ハッセルを再認識しました。平面に過ぎないはずのファインダーから浮かび上がってくる風景はとても綺麗だし、大きいことは大きいけれど、どうしようもないほど大きくもないボディとレンズ。おまけに、というか、これが本来の目的であるのですが、撮影を楽しんだ後、あがってくる絵は、カラーならば濃厚な色合いであり、モノクロならば滑らかな快調をもったものであり、それを見てると、「ああ、またハッセルで散歩しよう」と思うのであります。なお、ハッセルっていっても、中古でしたら(というか、楽しむのなら中古に限る)一眼デジカメセットより安いです。ランニングコスト(フィルム代)はそれなりにかかりますけどね。そんなハッセルライフを楽しもうよ、というスタンスの本です。間違いなく星5つの本ですよ。