はっきり言いますと、これは最高です!北京語吹替えで観ましたが、あまりにもおもしろかったので、オリジナル広東語音声で観るのを本当に心待ちにしていました。
広州の敏腕弁護士シンチーと、その弟子で良き相棒でもある葛民輝(エリック・コット)が今日も楽しくバカバカしいイタズラやいやがらせのギャグで遊んだかと思えば、英国留学していた妻カレン・モクとの夫婦愛をしみじみ見せたり・・・と、いわゆる「無厘頭」と、ジョー・マー監督お得意のロマンチック路線がとってもうまーく融合しています。
シンチーの生き生きした演技も最高に魅力的です。『広州殺人事件』と『審死官』(未)でも弁護士を演じたシンチーですが、これらはいずれも古装片(時代劇)。一方、本作は清朝末期の香港が舞台で、陪審員による裁判シーン(英国式ではない?)が見どころのひとつ。スリリングな攻防とは言いがたいものの、いろいろと面白い仕掛けがされています。『ワンチャイ』でも描かれているような、伝統と西洋近代文化とのせめぎあいが、本作では非常にクラシックな雰囲気をかもしだしています。ファッションしかり、インテリアしかり。これがまた、シンチーに似合ってるんですよね~♪
そうそう忘れちゃならない、羅家英や李健仁、張達明などなど個性派のちらり出演も目に楽しいのです。
周星馳&葛民輝共演第二弾の『ラッキーガイ』とあわせての鑑賞をぜひどうぞ!