書いてある内容はきわめて現実的かつ実践的。実例も交えた話で参考になる。データハウスのハッカーの教科書が広く浅く取り扱っているのに対し、本書はいくつかの目的を決めてそれを実現するための試行錯誤の過程として技術を身につけることを目的としている。
本書を読むにあたって
・プログラミングの知識
・ネットワーク接続の仕組み
・メール送信・受信の仕組み
が必要になってくる。プロほどに必要というわけではないが、少なくとも人とその話題で話ができるほどの知識は必要である。意味がわからない単語がたくさんあってそのたびにいちいち調べていたりすると本の内容を理解するどころではないので注意してほしい。
個人的には第4章Eメールのハッキングの内容が良かった。メール偽装についてここまで解説しているのは他にはないのではないだろうか。値段は高いが買う価値はある。