受験生時代、いくつかの確率本(細野シリーズとか)を試しましたが、
どれも問題はなんとなーく解けるようにはなったりもしたが、
本質を理解するには至らないという結果に終わりました。
そのため、間違えてしまった問題は、
なぜ自分の考え方じゃダメなのかも分かりませんでした。
そして、次第に確率が嫌いになりました。
というのも、確率の問題は他の分野の問題と違って、
本質を理解できていないと、
問題がちょっと難しくなっただけで正解を導くことができないからです。
他の分野ならば、公式を知っていれば、
意外となんとなくで解けてしまうものですが(もちろん応用になれば話は別ですが)。
しかし、この本に出会って、状況が一変しました。
確率の本質が大変分かりやすく書かれており、
それまでなんとなく解けていた問題はしっかり意味を理解した上で解けるようになりましたし、
さらに、解けなかった問題に関しては正答を導けるようになりました。
そして、この本のおかげで確率が好きになりました。
それは大学生になった今でも続いており、
たまに確率本を購入してはその世界を楽しんでおります。
前に書かれているレビューでは分量が多いとのことですが、
分かりやすく書くために図をふんだんに使っていますし、
ある程度分かりきっている人にとっては当たり前のことまでをしつこいくらいに書いているために、
そのような分量になってしまっているだけで、
実際読んでみたらそこまでの分量は感じませんでした。
問題が80題あるというのも、別に全部解く必要はないわけで、
自分の志望校を考えるとやった方がいいと思うレベルの問題だけをやればいいのだと思います。
ちょっと褒めすぎな気がしますが、
実際、私は受験生時代に数学以外の教科も含めれば相当な数の参考書と接してきましたが、
これほど感銘を受けたのはこの本だけです。
東大に入れたのもこのおかげ、というのは言い過ぎかもしれませんが、
それほどの収穫は得られましたし、
当時は著者に感謝の手紙まで書こうと考えていた程です(実際にはひよって送りませんでしたが^^;)。