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ハサミ男 (講談社ノベルス) 新書 – 1999/8/5


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を捜す羽目に…。殺人願望と自殺願望という狂気の狭間から、冷徹な眼で、人の心の闇を抉るハサミ男。端麗なる謎!ミステリ界に妖しい涼風が!第13回メフィスト賞受賞作。

内容(「MARC」データベースより)

連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を探す羽目に…。メフィスト賞受賞作。

登録情報

  • 新書: 368ページ
  • 出版社: 講談社 (1999/8/5)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4061820885
  • ISBN-13: 978-4061820883
  • 発売日: 1999/8/5
  • 商品パッケージの寸法: 17.2 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (143件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 340,898位 (本のベストセラーを見る)
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カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー

6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 てる 投稿日 2014/6/6
形式: 文庫
今からこの小説を読もうとしている人が羨ましい。出来ることなら、もう一度記憶を消してページを捲りたい。私がそんな風に思ったのは、僅か数作品です。そしてこの作品は、それに当たります。間違いなく傑作です。緻密に練られた物語と、魅力のある主人公。これらが上手く混じり合って話はゆったりと進んでいきます。展開は遅いかもしれませんが、飽きることがありません。それは、ページを稼ぐためだけに書かれたのではなく、必要なことが書かれているからです。文章も完結で、知的です。味気ないという人もいますが、これがこの小説の持つ魅力の一つだと思います。淡々と書かれているのです。
そして、物語の最後には驚愕の結末が待っています。どうか、これからこの本を読む人はここにあるレビューをよまないでください。ヒントになるような文がたくさんあります。本当なら、驚愕の事実があるということも伏せておきたかったくらいですが、その点についてはどこを見ても触れられているので、指摘しません。とにかく、レビューは閉じて、ページを捲ってください。きっと何度も読み返したくなる一冊となるでしょう
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 s.yagishita トップ1000レビュアーVINE メンバー 投稿日 2003/11/16
形式: 文庫 Amazonで購入
この作品で用いられているトリックは、手法として珍しくないが、良く出来ていると思う。ちゃんと辻褄が合っているか再読してみたが、細かい点までよく練られていたことに、あらためて気づかされた。ストーリーとは直接関係なく語られる、自殺やプロファイリングに関する蘊蓄もおもしろい。下手な詮索などせず素直に読み進め、そして素直に騙されたことを楽しむべき作品である。
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22 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 michiko 投稿日 2004/8/3
形式: 文庫
 主人公ハサミ男が面白い。言葉の端々からうかがえる、高度な知性。自殺願望と殺人願望の狭間で揺れ、どこかユーモラスでありつつも、内に抱える深い闇。殺人動機や医師とのきっかけなど最後まで明かされないが惹きつけられる物があるキャラである。
 ハサミ男の犯行そのままの、周到な罠がある。終わりの方でえっとなる。騙されてびっくりしなかった人がいるのだろうか。再読してみたが実は無駄のない文章で良くできている。
 前評判通り、面白かった。スタイリッシュでトリッキー。これは二作目を期待するようになる。私は殊能作品で最後(?)に読んだので、読む前は実はハサミ男が特別良かっただけで筆者は凡庸なのかなと思っていた。実際に読んでみると・・・これがデビュー作っていうのはやはり只者ではない気がする。これ以降の作風で、賛否両論になったのがわかった。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 nash13 投稿日 2006/8/13
形式: 文庫
読了後にページを振り返りながら「は〜」とか「ほ〜」とか感嘆させてくれるだけで大満足。裏表紙の紹介文に「精緻にして大胆」とあるが、本当に優れた(計算された)構成が見事だった。何を書いてもネタバレになりそうで(そんなレビューが多いが)、できることなら予備知識は全く得ないまま読んだほうが読後感は堪らないものになる。一見荒っぽい文章も読み進めるうちに慣れてしまうし、考えてみれば「作者の個性」の範疇に収まるレベル。また主要人物の他、挿入されていく警察の捜査は、推理小説としての事件性を高めてくれるのだから面白い。二度三度読める傑作ではないか。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 有花 VINE メンバー 投稿日 2003/11/3
形式: 文庫
こういった、小説ならではの表現、映像では表現できない面白さっていうのが好きですね。長篇といえば長篇なのですが、ハサミ男の場面と刑事達の捜査の場面が交互に出てきて意外に読みやすい。同じ場面を交互に別の視点から描くことでくどさがなくなっています。磯部刑事のキャラクターがいいですね。刑事っぽくなくて。普通、こういう難事件を追っていく刑事っていうのはもうちょっとキレものだったりするのに、ちょっと間の抜けているところがいい。最後の最後、「ん?」と何度も読み返してしまった。ほっほー、そういうことだったのか。ただ、ラストはちょっとあっけなかったかなあ。そこがもうひとひねりあったらもっと面白かったかも。次に期待します。
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65 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 たこやき21 投稿日 2005/2/2
形式: 文庫
うん、面白かった。
トリックの切れ味自体は確かに賛否両論かも知れない。ただ、それを差し引いたとしても十分に評価できると思う。
自殺願望を抱きながら、一方で連続殺人を犯すハサミ男。そんなハサミ男が、次なる事件を起こそうと思った矢先、自分を真似た何者かにターゲットが殺害されていた。そして、その犯人を調査しはじめる。
展開そのものはかなりトリッキーなものの、読みやすい文体で書かれているし、猟奇事件を扱うマスコミなどというものへ対する社会風刺的な部分もある。それでいて、随所にユーモア溢れる表現が出来ており、ニヤリと思えるところも多い。
良い作品だと思う。
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