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ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)
 
 
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ハキリアリ 農業を営む奇跡の生物 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス) [単行本]

バート・ヘルドブラー , エドワード・O・ウィルソン , 梶山あゆみ
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,890 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

テレビなどでもおなじみ、地球上で最も人間くさい振る舞いをする昆虫、ハキリアリのすべて。
切り取った葉で食用キノコを栽培し、2000部屋もある大住居を構え、体の表面で抗生物質まで作り出す。
驚くべきハキリアリの生態にピューリッツァー賞作家が迫る!

80点以上の写真、イラストをオールカラーで収録! !

内容(「BOOK」データベースより)

地球上で最も人間くさい振る舞いをする昆虫のすべて。切り取った葉で食用キノコを栽培し、2000部屋もある大住居を構え、体の表面で抗生物質まで作り出す。驚くべきハキリアリの生態にピューリッツァー賞作家が迫る。80点以上のカラー写真、イラストを収録。

登録情報

  • 単行本: 176ページ
  • 出版社: 飛鳥新社 (2012/4/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4864101604
  • ISBN-13: 978-4864101608
  • 発売日: 2012/4/19
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.2 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 薄いが中身は濃い 2012/4/28
人間以外で唯一農業をする生き物といわれることもあるハキリアリ。系統的には恐竜が絶滅してからちょっと後に進化し多様化したらしい。原始的な種ものこっているが、高度に分業が進んだ属は1000万年ほど前、つまり人とゴリラの共通祖先の頃に南米で進化したようだ。餌となる葉はどのように選ばれるのか(ほかの生物同様、餌が乏しくなると低質な植物も食べ始めるらしい)、葉の切り方(大顎の一方を動かして葉にひっかけ、もう一方の顎で切る)、一片の大きさはどのようにして決められるか、分業の仕組み(他のハチ同様年寄り個体が危険な仕事)、菌に不適切な葉があればその葉は集められなくなることが実験的に確かめられているとか、美しい写真とトリビアな知識がたくさんあって楽しい。

ところで著者らはコロニー全体が一個の個体と見なせて自然選択の対象となるという立場を強調している。あまり深く語られてはいないのだが、著者らが関わっている論争を考えるとこれも興味深い。集団選択派と個体/遺伝子選択派の対立はモデル論争という側面の他に、集団間の競争と集団内の競争のどちらの圧力が実際に大きいかという論点もあるのだが、著者らは後者の視点から(コロニー内の対立が少ないから実際に超個体なのだという立場)ハキリアリの超個体説を推進しているように見える。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 カラー写真の豊富な専門書です! 2012/8/31
数多くの文献を基に、しかもカラー写真が多く、表現もやさしく、
しかし内容は動物行動学の本格的な論考という、昆虫好きには
たまらない一冊です。著者は自然淘汰を推す人だったはずなので、
やや擬人的に蟻が描かれているように思えますが、ハキリアリの
暮らしぶりから化学物質を介したコミュニケーション、葉の切り方の
意味まで、話題は豊富です。片手で持ち運びできるハイレベルな
専門書にして一般書・・・希有なハキリアリ本だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 トリビア心を満足させる 2012/6/28
TVドキュメンタリーで見て以来、気になっていたハキリアリ。
え?キノコ栽培するアリ?そのために抗生物質まで作ってしまうアリ?…と。
この本はそんな不思議なアリの実態と研究結果を詳しく説明してくれる。

カラー写真や図版もいっぱいあって、いろいろ新しいことも知った。
誰かにこの不思議な昆虫の話を披露したくなる。
(でも名前が難しくて覚えられない(笑)アレハダキノコアリ属トラキミルメックス・セプテントリオナリスって....(笑))

私が一番心惹かれれた部分は「超個体=ひとつの巣に住む集団全体で一個の動物のように行動する生物社会」というアイデアだ。
(ハキリアリは「究極の超個体」だそうだ)。
もし宇宙のかなたに高度な知性の巨人がいて地球を観察していたら、彼らも人間を同じように見るのかもしれないなぁ...
….などと、ちょっぴり哲学的ファンタジーにひたってしまった。

あとすごく気に入ったのは本の中表紙(というのだろうか)が、ハキリアリが切り取った後の葉っぱのようになってる所。可愛いっ!
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