文章に雰囲気があります。
ひと気のない山奥に佇む不気味な洋館、悪魔崇拝の影。こういうの好きな人は多いでしょう。
おどろおどろしい装飾品や命を亡くしてしまうかもしれない怪奇現象。扉を開くことにすら緊張感があります。
――ただ、結構重要なことですが、怖くはないかなと(少年の頃にやったら怖かったとは思う)。
少なくとも、ページを閉じたくなるようなことはありませんでした。
こういうのはホント人によるんで一概に言いきれませんけどね。
イラストはかわいくて嫌いではないですが、やはりこの本にはそぐわないと思わざるを得ません。
かわいいし線の細い綺麗な絵なんだけども、迫力がない。グロくない。
オカルト・ホラーにこの絵の組み合わせは、やはりお互いを生かし切れないのではないでしょうか。
ゲーム部分は理解しやすく、それでいて面白さにつながっていると思います。
全体としてみれば満足です。
ゲームブックをもっとやってみたいと思いました。