■ 【動産化住宅の可笑しさ! 】
著者のお勧めは、ログハウスと工業化製品を使用しない健
康ハウス。全国組織として、前者に「スぺリアルシーダー
ホームズ」、後者に「住環境想造研究所」があり、著者は、
両方の幹事会社を激賞しております。これらの住宅寿命
は、アメリカ90年、ヨーロッパ140年に匹敵するとしておりま
す。我国の(寿命30年)動産化住宅の供給は、ハウスメー
カーとローンで稼ぐ銀行、及び、業界関係者を取り込んだ諮
問委員会を組織する官僚らが元凶であり、エコと囃したてら
れている10兆円リニューアル産業などは、住宅欠陥の証以
外の何物でも無く、この類の産業など外国には無い、と断定
しております。
■ 【ダブル断熱住宅! 】
著者のお勧め住宅は、『ダブル断熱住宅』です。木軸の外側
にポリスチレンボード、内側にセルローズファイバーと言う二
種類の断熱材を用います。内部は、床壁共に無垢木材。壁
には珪藻土もOKとするも、珪藻頁岩の多いもの(7〜
78%?)。内外の木製建具は、外国製。家具はキッチンを含
め、家具工場でのオリジナルをオーダーすべし。以上の結
果、アレルギーやアトピーは勿論、健康に暮らせる「人の寿
命が守れる家」となるとしております。又、家の資金計画の
為に、待構えている銀行に相談に行くのは「愚の骨頂」であ
るとし、フナンシャル・プランナーを勧めております。
■ 【『生体エネルギー』? 】
最終章「魔法の家」で、基礎コンクリート、塗り壁に使用する
水は、『生体エネルギー』で作られた水を使用した?とありま
す。その結果、その健康住宅が、より劣化することも無い住
いになるとしております。「原子を結ぶ力が、『生体エネル
ギー』です。」とあります。本書のタイトルに関する内容に説
得力があっただけに、ここ、ここに至っての説得力の無さに
は、がっかりです。最終章は、不要です。