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5つ星のうち 4.0
期待しないで見たら面白かった映画ベスト5には入るな..., 2009/7/10
レビュー対象商品: ハイ・フィデリティ 特別版 [DVD] (DVD)
ジャック・ブラックの出世作として興味はあったが、
ジョン・キューザックの顔がどうも好きになれないので見逃していた...
で、見終わった感想を言えば「こりゃ、意外と面白い!」
シカゴの中古レコード屋のオーナーであるキューザックが、
狂言回しさながらに語る「過去の失恋ベスト5」など
いかにも音楽マニアにありがちな語り口で、
メインテーマであるラブ・ストーリーが展開される。
恋愛エピソード自体はありがちですが、それがヴァイナル・マニアの
フィルターを通すことで面白さは倍増している。
特に好きな彼女のために、「マイベストセレクション」のテープを作る場面など
世界共通なんだと、強烈に共感するところ多し!
(特にテープ作成、一曲目の選曲の心得など。笑えます!)
おもな舞台となる中古レコード屋に集まる面々が、
これまたいかにもちょっとマニアなレコード屋に、
いそうなキャラクターばかりでニヤリとさせてくれる。
それにヴァイナル・マニアがやる中古レコード屋にありがちな、
マニア初心者に対する見下した店員の態度!
売りたいブツを売るタイミング!お客のレコードそのものへのフェチ度!
サウンドトラック以上にときおり画面に映るレア盤の数々!
ヴァイナル・マニアならではの小ネタ満載!
その中の一人としてジャック・ブラックが
いつものキャラそのまんまの強烈な個性を発揮している!
その対極のキャラのお宅系マニアキャラのトッド・ルイーソもこんなやついます度100%
その、ジャック・ブラックのキャラがラストシーンの
いい隠し味になっています。最高!
ジョン・キューザックも悪くない、見かけで判断しちゃ駄目。
ヴァイナル・レコード絶滅寸前の今、この映画もカルト化していくかもしれないが、
恋愛や音楽自体はデジタルになっても、
彼女にお気に入りのプレイリスト交換したり変わんないもんです。
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5つ星のうち 4.0
音楽と男と女のものがたり, 2004/11/7
これは音楽好きの人ほど、ぐっとくる映画かも。
もう音楽は自分のアイデンティティで切り離せないもの。
この映画を作った人もそんな風に思っているのが伝わってきた。
ウッデイ・アレンっぽいアプローチもあり、ジョン・キューザックのユーモラスな部分が前面にでてます。
「これって自分の話?」と思ってしまった男性が回りに数人います。
もういい歳なのに、大人になりきれない。
でもケセラセラ。音楽聞いてたら幸せだし・・・・というあなた!
己を知るためにぜひみましょう。
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5つ星のうち 5.0
この映画は実話を基に作られておりますが、脚色は一部フィクションです。, 2006/1/13
レコード・ジャンキーにとってこれほどの映画はあるまい。これほどの共鳴、共振はあるまい。アメリカだって日本だって同じだ!ざまあみやがれ差別主義者ども!(ってほどの騒ぎでもないか)。しかし、音楽は、レコードを買うことへの執着(コレクターだけではない)は世界の心を一つにする。情けない(し、かなりサイテー、男として)レコード・ショップのオーナー役、ジョン・キューザックの姿がタマラナイ!少しでも彼に自分を見つけたいと思うのだ。しかも、女神リサ・ボネットが共演!である。あの傑作難解サイコ・ホラー「エンジェルハート」でヴードゥーの巫女、探偵ハートの愛人(にして、実は実子!)を演じたあの100万ボルトの瞳の女の子である。ああ、この映画を観てよかった!100万ボルトの瞳、顕在!
そんなわけで、心のベスト10第一位はこの映画。選曲の見事さは言うに及ばず。「彼ら」が手にとるレコード、CD(ブライアン・イーノの”ビフォア・アンド・アフター・サイエンス”さ!)を何度も一時停止で確認してみる。
レコード店にて・・・。
客 「ここにソウル(魂)はある?」。
キューザック 「ソウル(魂)の定義によるね・・・でも、ブルーズ(哀しみ)の隣にあるよ・・・」。
洒脱な会話にこっそり泣け、レコード・ジャンキーども。