ジャック・ブラックの出世作として興味はあったが、
ジョン・キューザックの顔がどうも好きになれないので見逃していた...
で、見終わった感想を言えば「こりゃ、意外と面白い!」
シカゴの中古レコード屋のオーナーであるキューザックが、
狂言回しさながらに語る「過去の失恋ベスト5」など
いかにも音楽マニアにありがちな語り口で、
メインテーマであるラブ・ストーリーが展開される。
恋愛エピソード自体はありがちですが、それがヴァイナル・マニアの
フィルターを通すことで面白さは倍増している。
特に好きな彼女のために、「マイベストセレクション」のテープを作る場面など
世界共通なんだと、強烈に共感するところ多し!
(特にテープ作成、一曲目の選曲の心得など。笑えます!)
おもな舞台となる中古レコード屋に集まる面々が、
これまたいかにもちょっとマニアなレコード屋に、
いそうなキャラクターばかりでニヤリとさせてくれる。
それにヴァイナル・マニアがやる中古レコード屋にありがちな、
マニア初心者に対する見下した店員の態度!
売りたいブツを売るタイミング!お客のレコードそのものへのフェチ度!
サウンドトラック以上にときおり画面に映るレア盤の数々!
ヴァイナル・マニアならではの小ネタ満載!
その中の一人としてジャック・ブラックが
いつものキャラそのまんまの強烈な個性を発揮している!
その対極のキャラのお宅系マニアキャラのトッド・ルイーソもこんなやついます度100%
その、ジャック・ブラックのキャラがラストシーンの
いい隠し味になっています。最高!
ジョン・キューザックも悪くない、見かけで判断しちゃ駄目。
ヴァイナル・レコード絶滅寸前の今、この映画もカルト化していくかもしれないが、
恋愛や音楽自体はデジタルになっても、
彼女にお気に入りのプレイリスト交換したり変わんないもんです。