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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自分の生き方を考えさせられる本でした,
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レビュー対象商品: ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 (単行本)
先ず2006年に著述されたことに驚いた。しかし、その当時に私が読んだとしても、軽く受け流していたかも知れない。 著者が提示した第4の波は着実に進んでおり、先進国の人間にとってその問題はより切実なものとなった。 版が重ねられているのも納得できる。 著者が提示するコンセプト時代の人物像は独創性を備えたリーダーであり非常にレベルが高い。個人的にはスティーブジョブスを思い浮かべた。 また著者がこの結論を得るまでにどの様な考えを重ねていったのか想像するのはとても刺激になる。 以下はこの本の批評ではなく私がこの本を自分の中に取りこむ過程で考えた内容です。 豊かさが個人の生きる目的とロマンを失わせ、利己的な欲望を充足させる事のみを追求させる。 世界でコスト格差以外の教育レベル、情報、インフラ等の格差が無くなりつつある。 著者が指摘する先進国特有の問題に加え、日本ならではの問題についても考えるべきだろう。 日本独特の共同体と階級が重なり曖昧に入り混じった構造は内包する全ての共同体を統率するリーダーの存在を成り立たせない。 日本人の殆どの個人の行動の基準は自分の哲学(宗教も含む)では無く属する共同体のルールであり共同体と個人の境界線が曖昧である。 これらの社会と個人の特徴を考えると他の先進国に比べ外部の変化に容易に対応出来ないと思われる。 日本人とは特殊な環境を維持し自らを特殊化して成長した民族だと私は考える。 それは私たちに豊かさと平等、安心を与えてくれたが、強い前提条件を必要とする閉塞的な社会とも言える。 グローバル化には最も適していない社会とも言え、他の先進国の人間が修正の範囲でコンセプトの時代の利点を享受出来るようになるとすれば日本人はより深い180°に近い自己変革が必要と考えられる。 しかしコンセプトの時代は、戦後の世界の前提条件が崩れ世界の人々に平等かつ公平に与えられたチャンスの時代でもあり、人間の本来の能力への原点回帰とも言うべきものである。 そこには大きなロマンがあるのではないか? コンセプトの時代の先には何があるのか?を考えるのも面白い。 世界の共同体化が進むのか?資源と人口のバランスが崩れサバイバルの時代が始まるのか? 個人も共同体も自らの存在価値を作らないと世界という共同体にその存在を拒否されるかも知れない。 先ずは自分を地球人と名乗り始めるのも面白いのではないだろうか?などと思った。
23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
これから何をすべきか?に関して新たな視点をくれる本,
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レビュー対象商品: ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 (単行本)
色々なビジネス本が出ていますね。なるほどと思うことは多いのですが、なかなかないのが、そうすればいいのかな?という道筋を与えてくれる本です。この本はずばりそれを与えてくれると思います。6つのスキルを重要スキルとしてあげており、その六つは、1)機能ではなく、デザイン 2)議論よりは物語、3)個よりも全体のシンフォニー4)論理ではなく共感、5)まじめだけでなく、+あそびごころ、6)物より生きがいです。 車を例にとれば、すでにどれも使う上での機能は似たり寄ったり。するとどこで差がうまれてきて、その差を生み出せる価値ある人材になるにはどうすればいいのか?そんなことを考えてみたい人にお勧めです。
42 人中、35人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
代替されない仕事,
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レビュー対象商品: ハイ・コンセプト「新しいこと」を考え出す人の時代 (単行本)
左脳を使って論理的に考える重要性は無くならないものの、今後は右脳も活用しないと、低賃金国やコンピューターに仕事を代替されてしまう、という内容です。これから求められるのは以下の6つの感性(センス)。 ・「機能」(実用性)だけでなく「デザイン」(有意性) ・「議論」よりは「物語」 ・バラバラの断片をつなぎあわせる「調和」 ・「論理」ではなく「共感」 ・「まじめ」だけでなく「遊び心」 ・「モノ」よりも「生きがい」 各章末に、まとめ・参考文献などが載せられています。 残念なのは、(当たり前なのですが)米国人以外には敷居が高いこと。 例えば、デザインに関する(米国にある)美術館、邦訳が出版されていない書籍などを詳しく紹介されても、大抵の方にはあまり役立たないでしょう。 本を読んだだけで実践しなければ、力はつかないと思います。 やる気のある方は、これをきっかけにご自分で調べるのだとは思いますが、「誰にとっても行動に結びつけられる書」とは言い難く、やや物足りない内容でした。
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