自動車評論家として自身の探検も踏まえた上でのいろいろな視点が列記されていて、参考になる書です。
いろいろな角度から(一般の人が)今まで目にすることが出来なかった点も網羅されていて、本当のエコとは何かということを再度考えさせられます。
特に、第2章に書かれてある「ハイブリッド車とは何か?」の内容にこの本の主要な点が載せられており、カタログ上で謳われている燃費数値と実際の走行上でのそれとの隔たりがあることがはっきりと分かります。
また、電気自動車や燃料電池車などの次世代の車についても鋭い指摘がなされていて、これからの車作りに一考を要することが謳われています。
本を読んで気になったのは、著者の独特な文章表現や構成の仕方に癖がありすぎる点です。もう少し素直な文章表現が出来ないのか、著者の語ろうとする点が所々曖昧に感じられるのが嫌です。
また、著者は欧州での取材体験もある方なので、その方面についても是非この本に詳しく載せて欲しかったと思います。