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ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
 
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ハイヒールの死 (ハヤカワ・ミステリ文庫) [文庫]

クリスチアナ ブランド , Christianna Brand , 恩地 三保子
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

新しい支店を誰が任されるか老舗ブティックは噂で持ちきりだ。筆頭候補は仕入部主任で才色兼備のミス・ドゥーンだが、実際に選ばれたのはオーナーの美人秘書。店員間では冗談まじりに秘書毒殺計画が囁かれたが、その直後、ミス・ドゥーンが毒殺された。この事件の担当になったのは美女に滅法弱いハンサムなチャールズワース警部。冷酷な毒殺犯は美女揃いのブティック内にいる!?女流本格の第一人者の記念すべきデビュー作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ブランド,クリスチアナ
1907年マレーシア生まれ、インド育ち。30年代の黄金時代を正統に継承するパズラーとして知られる。高度な叙述の技巧、どんでん返しの連続、意外な結末に定評がある。代表作は、『緑は危険』『はなれわざ』など。88年没

恩地 三保子
1917年生、1938年東京女子大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 423ページ
  • 出版社: 早川書房 (2003/10)
  • ISBN-10: 4150730040
  • ISBN-13: 978-4150730048
  • 発売日: 2003/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 198,509位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
クリスチアナ・ブランドのデビュー作。

「緑は危険」や「はなれわざ」など、張り詰めた緊張感の漂う後からの作品と比べると、まるで別人のミステリかと思うほど作風が違っています。訳文や、舞台となる衣裳店、モデルや販売員など出てくる女性はみんな美女という華やかさきらびやかさなどの影響もあるのでしょうが、後期の作品のほうがミステリの名作として通っいているので、作者名を見ないで読んでクリスチアナ・ブランドの作品だと当てられる人はいないのではないでしょうか。同じ女流ミステリ作家、マーロン弁護士シリーズを書いたクレイグ・ライスのユーモア・軽妙さに似たものを感じます。

謎やトリックなどはそれほどのものでもないのですが、探偵役をちょっと頼りない刑事にすることで推理を二転三転させ、最後まで犯人あての興味を失わずにいます。
後の作品のような鬼気迫る凄み、ハッと息をのむような迫力には欠けますが、デビュー作にして作者の才能の片鱗をのぞかせた、ちょっと小粋なユーモアミステリといったところでしょうか。

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By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
 ポケミスの文庫化。
 本書はブランドのデビュー作(1941)で、チャールズワース警部の登場作としても知られる。後年の鬼気迫る作風とはまるで違い、読者にも親しみやすい推理ものに仕上がっている。

 舞台は華やかな一流婦人服店。店員やモデルは美女ぞろいで、新規に開店するフランス支店長の座を巡って熾烈な競争が行われている。ところが殺されたのは支店長に落選した女性で…。

 オーナーをからめた愛憎関係が事件の鍵で、このあたりの人間関係を緻密に描き出す筆致は、ブランドの力を感じさせる。ブランドらしさを期待するとがっかりするが、推理小説としては上々の作品だろう。
 毒薬として蓚酸が使われるのもいい。

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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By pfs7 殿堂入りレビュアー
形式:単行本
フランス支店長のポストを美しい社員たちが争う洋品店で、候補の一人が無残にも毒殺された!
やってきたのは若き警部チャールズワース。そよ風に花がなびくように、恋におちやすい多感な警部は、店長や男性社員をめぐる女の情念の中で苦しみながらも真相にたどりつく・・・

今読んでもちっとも古臭くない設定。女同士の情念を描かせたらやはりブランドは天下一品。

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