私、30年ストーンズファンやってますので(それでも新参者されることがあるのがこのバンドのすごいところ)ストーンズものは全て星5つなのですが、それでもこれはいい! オフィシャルからそれこそ8mmフィルムまでありとあらゆるストーンズの映像を見てきたつもりですが、このおまけの3曲の
画は初めて見ました。我々古くからのファンにはこの偉大なるおまけ3曲だけで価値があるというものですが、最近の若いロックファンには本編の方もきっと楽しめると思います。
キーボードやブラスでちょっとけばくなったストーンズのライブの音しか聴いてない人には、このぐちゃぐちゃになってしまったアンサンブルとチューニングのせいでパンキッシュ(というか下手ともいう)なストーンズってすごく新鮮だと思います。格好いいですよぉ。カメラのズームやパンが時代を感じさせますが、そこがまたドキュメンタリーとしても面白いですし。昔はストーンズはわざとチューニングをあまくして、ホンキートンクギターにしてると言われてたものですが、どうもキースが1本のギターでカポをつけかえるからというのが原因のようですね。フライングVを持つキースもここでしか見れません。ここまでひどい演奏は(意外と?)少ないストーンズですが、それをこれだけの大観衆の前でやらかし、21世紀の今しみじみ見られてしまうというのも本人達はどう思うのか(何も思わないか)どうかですが、それがまた格好いいですよぉ。パンクです。本当にいい映像はオフィシャルではなかなか出てこないのですが、これは見てない人は必ず見てほしい1本です。